発行元:ダイヤモンド社
- ハーバードビジネスレビュー 2022年10月号のまとめ
- ハーバードビジネスレビュー 2022年10月号を読んだ理由
- ハーバードビジネスレビュー 2022年10月号で仕事に活かせるポイント
- ハーバードビジネスレビュー 2022年10月号の感想
ハーバードビジネスレビュー 2022年10月号のまとめ
DXというのは手段であって、文化でもあるんだよ。ただ、ゴールではない。デジタルトランスフォーメーションをすることでビジネスを変え、ビジネスを成長させることが重要なんだよな。なので、デジタルテクノロジーや、データをわかっていることと同じくらい、ビジネスを理解していることが重要なんだよな。アナリストや、データサイエンティストよりも、ビジネスマンと言うことだね。
ハーバードビジネスレビュー 2022年10月号を読んだ理由
月に一度のお勉強
ハーバードビジネスレビュー 2022年10月号で仕事に活かせるポイント
たくさんありすぎる
ハーバードビジネスレビュー 2022年10月号の感想
今月号の特集は「DXを成功に導く組織のデジタルリテラシー」ですね。繰り返しになりますが、DXというのは手段であって、文化でもあるんだよ。ただ、ゴールではない。デジタルトランスフォーメーションをすることでビジネスを変え、ビジネスを成長させることが重要なんだよな。そのためには組織を進化させることが重要なんだよな」。
では、どうすればいい?
そのヒントが今月号にはしっかりと書かれています。
なので、図解が多いこと多いこと(もしかして、いつも図解が多いのかもしれないですが、今月号は凄く心に刺さったのよね)。
で、そんな今月号で良かった論文はこれ。
「顧客のまだ満たされていないニーズをいノベーションにつなげる法」
この中に出てくる、アンメットニーズを見抜く能力を高める4つ方法が良かった。縦軸が「従来とは異なるユーザーを見て、自分の見る力を疑う」と「主流派ユーザー像に磨きをかける」で横軸は「ズームイン」と「ズームアウト」。そして、コレラを掛け合わせた四象限がこうなるわけですよ。
「従来とは異なるユーザーを見て、自分の見る力を疑う」×「ズームイン」
テレスコープ:コア以外のユーザーをじっくり注視する
「従来とは異なるユーザーを見て、自分の見る力を疑う」×「ズームアウト」
カレイドスコープ:コア以外のユーザーに広く意識を向ける。
「主流派ユーザー像に磨きをかける」×「ズームイン」
マイクロスコープ:主流はユーザーをじっくり注視する
「主流派ユーザー像に磨きをかける」×「ズームアウト」
パノラマ:主流派ユーザーに広く意識を向ける
なんか、しっかりと顧客のニーズを把握できるようになってきたぞ。
次に良かったのが「誰もがイノベーションの当事者となるデジタル・トランスフォーメーションを民主化せよ」ですね・
この中に出てくる「デジタル成熟度の56つの段階」が良かった。
①トラディショナル
サイロ化した事業部門
ローカライズされたアプリケーションおよび意思決定
事業部門単位の機械学習モデル
↓
②ブリッジ
中央集権型のデータおよびサイエンスチーム
アジャイル開発チーム
弾力的に規模拡大可能なクラウドベースのデータプラットフォーム
社内でデータを共有するたのAPI
↓
③ハブ
事業部門間でリアルタイムに知見を共有
会社がアプリを所有
統合化されたモジュール形式のデータプラットフォーム
高度化かつ自動化された機械学習モデル
↓
④プラットフォーム
アプリを通じてケイパビリティと洞察の成熟化が可能
分散型イノベーションとシチズンディベロッパー
整合性のあるアーキテクチャと統合化されたAPIによるソフトウェア・データ・AIの統合基盤
高度なAI開発能力
↓
⑤ネイティブ
極めた深いAIの専門知識と結びついた民主的でデータ主導型イノベーション
アジャイオルな文化とエンド・トゥ・エンドのソリューションの提供
カスタマイズされたセルフメンテナンス型のツール類およびプラットフォーム・インストラクチャー
最適化された高度に自動化された機械学習」日本企業は後先考えず、いきなり⑤を目指して失敗するんだよな。
それじゃダメだという事例で、カインズと、ヤマトの事例が紹介されております。
そんな今月号を読んでいて読みたくなった本はこれ・
しっかりとデジタルを活用できるビジネスモデルの構築を考えないとだめだよな、まずは。
タイトル:ハーバードビジネスレビュー 2022年10月号
発行元:ダイヤモンド社