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初代クラウン開発物語 トヨタのクルマ作りの原点を探る

 

著者:桂木洋二
発行元:グランプリ出版

 

初代クラウン開発物語まとめ

いつのまにかクロスオーバーに進化したクラウン。クラウンといえば、トヨタの金看板なのにな。そう思いつつも、クラウンはその時代におけるトヨタの未来予想図が詰め込まれたモデルだから、今の時代、クロスオーバーは正解なのかもしれない。そんなことがこの本を読んでいて頭をよぎりましたな。

 

初代クラウン開発物語を読んだ理由

クラウンの歴史が気になったので

 

初代クラウン開発物語で仕事に活かせるポイント

自分を持つってことは重要

 

初代クラウン開発物語の目次

第1章 クラウン開発計画のスタート
第2章 どんなコンセントのクルマにするか?
第3章 戦後の混乱と経営危機
第4章 労働争議朝鮮戦争特需
第5章 板金モデルによるスタイルの検討
第6章 車両開発主催第1号
第7章 国産技術か技術提携か
第8章 乗り心地とフレームの問題
第9章 意欲的な追求 サスペンション
第10章 エンジンマウントとパワートレイン
第11章 スタイリングに磨きをかける
第12章 エンジン性能及びコストとの戦い
第13章 試作車の完成とテスト走行
第14章 マスターRR型乗用車の開発
第15章 “観音開きのクラウン”の完成
第16章     クラウンのその後と輸出
第17章 大主査、そして第参与

 

初代クラウン開発物語感想

トヨタの高級車って言ったら、レクサスじゃなくクラウンだよな。センチュリーも高級車だけれど、センチュリーは日本を代表する高級車なんだよ。

終戦後、日本の経済を復興させるため、社員の明日を確約するため、様々なチャレンジが行われたわけですよ。自力で乗用車を開発するなんて、夢のまた夢。そして、そうやって開発されたクルマをアメリぁに輸出するなんて。

伸るか反るかの大博打。成功するためには、成功するまで続けるだけ。

世界最大の自動車会社も75年前は吹けば飛ぶような小さな会社だった。ただ、そんな小さな会社にああ夢のために人生をかける人々が集まってきたんですよ。

あークラウン欲しいな。

そう思えてくる一冊。

 

 

タイトル:初代クラウン開発物語 トヨタのクルマ作りの原点を探る
著者:桂木洋二
発行元:グランプリ出版