WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

東京12チャンネル時代の国際プロレス

著者:流智美
発行元:辰巳出版

 

まとめ

新日は10チャンネル。全日は4チャンネル。国際は12チャンネル。だから、国際は東京12チャンネルだろ?って思ってたのですが、違いましたね。TBS時代があったのだ。そこにびっくり。そして、びっくりするのはそれだけじゃない。スポーツビジネスの裏側を知ることができると言うことなのです。当然、お金は動いているんだな。そして、お金は評価の結果だけれど、評価は相対的なものな訳なのだな。

この本を読んだ理由

プロレス好きかので

仕事に生かせるポイント

利益を得るためには、こすとをけずるだけじゃだめなんだな。しっかり投資をしなければ。

目次

第1章 1974年
第2章 1975年
第3章 1976年
第4章 1977年
第5章 1978年
第6章 1979年
第7章 1980年
第8章 1981年

感想

テレビ東京の番組チーフデレクターであった田中元和も、著者の一人だと思う。そう、この本の著者は流智美さんだけでなくね。

学生時代、国際プロレスに出入りしていた著者の流さん。その時代はテレビ東京国際プロレスを放映していた時期に重なる。その時代、テレビ東京の番組チーフデレクターであったの田中元和さんなのだ。そんな田中元和さんから著者が預かったメモをベースに書かれたのが、この本なのである。

深い・深い・深い。

当時、小学生低学年だった私にとって、プロレスはイコール、猪木(新日本プロレス)であったのです。もちろん、猪木のほかに馬場(全日本プロレス)があることも知っていた。

しかし、国際プロレスは・・・。

もう少し大きくなってからは、上田馬の助や、ラッシャー木村アニマル浜口ストロング小林が、以前にいた団体・・・くらいなことは理解していたのですがね

いやはや・・・・プロレスについて、私、よく知らなかったんですね。

そして、プロレスというのは、大人の世界なのですよ。「どのような大金が、どのような理由で動くのか?」ってことがしっかり書かれているので驚いたわけですよ。そりゃ、40年近くも前のことですからね。だからかけるのだと思うのですけれど。

昭和50年代、娯楽の王様であったテレビが、コンテンツをどのように扱い、判断していたのかがわかりますね。

 

東京12チャンネル時代の国際プロレス (G SPIRITS BOOK)

東京12チャンネル時代の国際プロレス (G SPIRITS BOOK)

  • 作者:流 智美
  • 発売日: 2019/06/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

タイトル:東京12チャンネル時代の国際プロレス
著者:流智美
発行元:辰巳出版