発行元:ディスカバー・トゥエンティワン
まとめ
日本人モデルのトップであった冨永愛。すらっとしたスタイルと、涼しげな視線。美しくもあり、かっこよくもある。私の中では「きれいでかっこいい人だな」位の認識しかなかったのですが。彼女の人生は、そんな単純なものではなかったのです。私の履歴書にも、プロフェッショナル仕事の流儀にも、ファミリーヒストリアにも登場することはないであろう、彼女の人生。ただただ、尊敬するだけです。
この本を読んだ理由
SNS上で薦められたので
仕事に生かせるポイント
とくになし
目次
第1章 切り取られた写真
第2章 抹殺されたわたし
第3章 ニューヨークのAi
第4章 愛と復讐のランウェイ
第5章 ファッションなんて大っ嫌い
第6章 愛なんて大っ嫌い
第7章 引退宣言
第8章 母と息子
第9章 父と母
終章 愛の居場所
あとがき
感想
冨永愛さんといったら、日本人離れをしたスタイルを持つモデルさん。それくらいの認識しかなかったです。きれいでかっこいい人。
ファッションにも、モデルの世界にも、あまり興味がなかったのでね。
そんな富永さんが、長渕剛さんを尊敬しているという。
むむむ。
真逆じゃないか? 男臭いというか、男の中の男というか、男であることにこだわり、生きている長渕剛さんと、トップモデルの冨永愛さんなんだよ、と。
そう思いながら、読み始める。
むむむむ・・・全く違ったじゃないか。
冨永愛さんが、職業としてモデルを選んだのは、自分の人生に対して、自分の境遇に対して復讐をするためだったんだな。
もう、この熱量が、まんま、長渕剛さんの歌の世界だった。
一気に引き込まれる。