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百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者

 

著者:ハロルド・ジョージ・メイ
発行元:時事通信社

 

百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者まとめ

世界中でファンを獲得している新日本プロレスの社長、ハロルドさんの本。もっと新日本プロレスのことについて触れられているのかと思いきや、そうじゃなかった。オカダ・カズチカや、中邑真輔の話は皆無です。そに代わりグローバルで働くために必要なスキルを教えてくれますよ。やっぱ、言葉なんだよな。言葉。

 

百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者を読んだ理由

新日本プロレス躍進の秘訣が知りたかったので

 

百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者で仕事に活かせるポイント

言葉です。言葉。英語に触れまくって、浴びるように英語を聞いて、流暢に話せるようにならないとな。

 

百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者の目次

第1章 パーソナルなことについて
第2章 マーケティングについて
第3章 経営について
第4章 新日本プロレスについて
第5章 組織と人について

 

百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者の感想

新日本プロレスは世界第2位のプロレス団体。WWEには勝てないけれど、WWEのような世界的人気を獲得している。これはアントニオ猪木のおかげもあるだろうけれど、それ以上の貢献を果たしたのが、本書の著者であるハロルド・ジョージ・メイさんなのだ。

 

ということで、プロレスの内容を期待したのですが、プロレスに関する記述は全体の三分の一ほど。地上波テレビで日本というドメスティックな市場だけを相手にするのではなく、インターネットを通じて世界の舞台で戦った。世界で戦うに当たり、契約と知的財産権の管理をしっかりとした。これだけだと単なるビジネス書だけれど、著者本人のプロレス愛と、プロレス自体の魅力もしっかりと語っている。

 

ビジネス面からみたプロレスなんだよな。力道山は世界を見ていたのだけれど、気がついたらドメスティックなコンテンツになってしまったプロレス。そんなプロレスを再度、グローバルコンテンツにしたおはなし。

 

とはいえ、これはビジネス書なのだ。ターザン山本的な話を期待しちゃ、だめよ。

 

 

タイトル:百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者
著者:ハロルド・ジョージ・メイ
発行元:時事通信社