WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス  2020.03.16

発行元:日経BP

まとめ

 
終身雇用と年功序列。この2つの単語、実物を見てみたいですわ。なーんのセーフティネットも無かった、山一証券倒産後に就職活動を経験した世代にとって、「働かないで偉いポジション居座れる」なんてありえない世界かと。
 

この本を読んだ理由

 
週に一度の頭の整理
 

仕事に活かせるポイント

 
ジョブ型だよな。てか、仕事が定義されないで、ジョブローテーションで変わるとか、あまりありえないよな。
 

感想

 
今週号の大特集は「どうする?働かないおじさん 終身雇用崩壊後のサバイバル」。これは50代以降でしょうな。バブル入社組。もしくは、山一証券倒産前まで。まぁ、その後でも、親方日の丸的な企業に入社しちゃうと年功序列や、終身雇用が生きているのですけれどね。でも、私は安心だ。新卒でそんな企業に入社したことないし、いくつかの会社を転職したけれど、それらの会社でも、見かけたことのない制度。ずっとジョブ型ですよ。ジョブ型。
ジョブ型であれば、新卒一括雇用もなければ、定年退職もなくなるんだろうな。ジョブディスクリプションで定義された仕事をこなさなければ採用すらできないし、できなくなったら、さようならだし。そして、自分で職務範囲を広げる努力をしなければ、給料も上がらないしな。
 
新型コロナウィルスの影響で完全に、終身雇用と年功序列は崩壊するから「大変だなぁ」と他人事です。だって、もう、そういう世界に生きているから。
 
で、そんな今週号で、他に面白かった記事
 
「コロナショック 戸惑う外国人労働者 超人手不足時代の幕開け」
そりゃそーだよ。何も考えず、深く考えず、労働力不足は外国人労働者に、消費者不足はインバンドの観光客にって一本足打法を戦略にしてきたんだから。3.11の時に、何も学ばなかったのだろうか?と思ってしまう。
 
「公的保険適用で利用拡大に期待も 新型コロナ検査に落とし穴」
ニュースを聞く限り、PCR検査、つまり遺伝子検査ってすげー簡単にできる、と思ってしまったのだけれど、やはり、そんなことないよね。すごくすごく不思議に思っていたのですよ。そして、もう「防ぐ」は無理だから「殺さない」って方向に舵を切るしか無いと思うのですが。
 
「ITで電話恐怖症を克服」
すごいな。固定電話向けクラウドサービスの開発を行うシンカという会社。初期費用13万円、月額2万円からサービスを提供しているのね。で、この世界を固定電話テックという。すごい世界だw
 
 
「断らない病児保育が閉鎖」
岡田眼科が横浜で運営してきた東海キッズケアという病児保育施設が閉鎖となったんだと。なぜ、自治体は救わなかったのだろう?後期高齢者の医療費を5割負担にしてでも、保育園や、病児保育、学童保育を充実させた方がいいのに。箱物だけでなく、先生の年収を最低でも420万程度にしてあげないと。働くお父さんや、お母さんは、保育園や、病児保育、学童保育の先生に支えられているんだから。
 
そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本。

 

サピエンス日本上陸 3万年前の大航海

サピエンス日本上陸 3万年前の大航海

  • 作者:海部 陽介
  • 発売日: 2020/02/13
  • メディア: 単行本