WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

ナショナル ジオグラフィック 2020.2月号

発行元:日経ナショナルジオグラフィック

 

まとめ

美しさは多様になると言いますが、美容整形と、エステと、化粧の技術が上がったので、みんな同じようになっている気がするんだよな。そして、アメリカの懐の深さが感じられますな。もちろん、保守本流的な考えもあるけれど、それと同じくらいに多様性も受け入れようとするのがすごいな。バッファローのいるアメリカの大平原をクルマで走ってみたいですな。

 

この本を読んだ理由

月に一度の頭の整理

 

仕事に活かせるポイント

価値観というのは永遠ではないということですな。そのとき正しいと認められていた価値観であっても、時間がたてば変化する。

 

目次

FEATURES
多様になる美しさ
米国最後の奴隷船
分断される大草原
フラミンゴのボブ
カルダモンの森へ
PROOF
生命がつながる辺野古の海
EXPLORE
消えゆく氷に登る
クマムシはなぜ強い?
森の安らぎ
タロットカードは語る
バッタの大発生
THROUGH THE LENS
嵐の雲を追いかけて

 

感想


今月号のカバー特集は「多様になる美しさ」ですな。プラスサイズモデルをはじめ、いろんなモデルが登場したものなぁ。でも、美容整形と、エステと、化粧の技術が上がったので、みんな同じようになっている気がするんだよな。それぞれの分野で。

 

そんな美しさのお話よりも「米国最後の奴隷船」と「分断される大草原」という特集がよかったな。1860年アメリカに向かった最後の奴隷船クロティルダ号。すでに奴隷貿易が禁止されていた時代に動いた、最後の奴隷船。そして、その船によって運ばれた奴隷が解放され、アラバマ州モービル周辺に住み着き、アフリカタウンを作り上げた。すごいよな。わずか150年前のことだよ。その150年の間に、アメリカの価値観はここまで変わったんだよな。

そして「分断される大草原」。こちらはモンタナ州のお話。ここにバイソンが走り回る自然を復活させようというお話。先住民の居住区があったり、いろんな条件が重なった場所なんだよな。

 

最後に「生命がつながる辺野古の海」。なぜだろう? なぜ、基地反対派はこのような話をせずに、ひたすら武力闘争をするのだろうか。そして、自然が豊かなのは辺野古の海だけじゃないんだよな。

 

 

ナショナル ジオグラフィック日本版 2020年2月号[雑誌]