気がついたら、今週、施工ですよ。
GDPR。
Google Analyticsにログインすると
データ処理規約の更新版が施行されました。欧州経済領域でサービスを提供しているお客様や、GDPR の適用対象となるお客様は、更新版の規約をご確認いただき、関連する連絡先情報をご入力ください
という、警告文（？）まで、表示されるしね。
ということで、この記事に引き続き、GDPRについてまとめてみた。
とは言ってもWeb担で良い記事を見つけたので、忘備録的な意味合いをかねての記事投稿。
さすが、かゆいところに手が届くメディアですよね。
GDPRと言われて、最もドキドキしているであろう、アクセスログ担当者に向けての両記事だものね。
記事中のデータのアナリストやコンサルタントがすべきことと、プライバシーポリシーやCookieポリシーの更新を手配するが、ヒジョーにためになる。
とくにここね
特にCookieに関しては、個別のCookieごとに用途や内容、保管期間を列記した詳細表を含むCookieポリシーを別途定める企業も存在します。事業会社がこのCookieポリシーが必要と判断した場合、ツールのベンダーやその導入を提案した代理店、コンサルタントは、必要な情報をまとめて事業会社へ提供する必要があるでしょう。
これは、超重要。
いろいろとGDPRについて調べていたら、このこと↑をものすごく忠実に再現している（というか、まさにこの会社のことなんじゃね？）と思えるような事象に出会いましたよ。
それは、どこの会社かといえば、フェラーリ。
フェラーリのWebでCookieに関する説明が記載されているページ、激しいですよ。
プロファイリング cookie：
4－サイト・マネージャーによって送信されたマーケティング cookie は、ユーザーの行動傾向を記憶し、ユーザーの興味や好みに合った広告メッセージを送信、及び広告内容が重複して送信されないように機能します。また、データの統計分析をもとに、マーケティング ・キャンペーンの効果を評価します。
5－4 に記載されたマーケティング目的でパブリシティ・オペレータによって送信されたサードパーティー cookie は、サイト・マネージャー及びサードパーティーのパブリシティ・オペレータにユーザーの行動傾向の情報を提供する目的として使用されます。
当サイト上に cookie をドロップするサードパーティーに関する情報及び利用許諾を記載したウェブ・ページへのリンクは下記の通りです：
Google アナリティクスが使用する cookie の種類
_utma
新規ユーザーとリピーターを判別する cookie で、有効期限は初回訪問から 2 年です。 ga.js ライブラリが実行され、_utma cookie が存在しない場合には初回訪問として記録され、_utma cookie が作成されます。_utma cookie が既存する場合は、有効期限が更新され、該当ユーザーはリピーターとして記録されます。
_utmb
新規セッション情報を取得する cookie です。ga.js ライブラリが実行され、_utmb cookie が存在していない場合に作成されます。有効期限は30分です。それ以上の時間ユーザーの操作がなかった場合、ライブラリが実行され、新しいセッションとしてインタラクションが記録される際に新しい cookie が作成されます。
_utmz
当サイトへユーザーを誘導したトラフィック・ソース、メディア、キャンペーン名、キャンペーン期間の情報を取得する cookie です。JavaScript ライブラリが実行する際に作成され、6カ月で失効します。これにより、Google は、どのトラフィック・ソースが、アナリティクスの「マルチ・チャンネル」セクションの中でコンバージョンに寄与しているかを判断できるデータを収集することができます。
_utmc
ga.js では使用されません。urchin.js との相互運用性の確保を目的に設定されます。これまでは __utmb cookie と組み合わせて使用され、該当ユーザーが新規のセッション／訪問かどうかを判別していました。
こんな感じでGoogle Analyticsのutmパラメータについて、事細かに説明しているのです。ここまで細かくutmパラメータの説明をしている本、無いですよｗ
すごいな、フェラーリ。
対応している会社はここまで対応しているのね。
そして、Web担の記事にも書かれていますが、以下は個人としての見解です。なのですよ。
