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ぷしゅ よなよなエールがお世話になります くだらないけど面白い戦略で社員もファンもチームになった話

 

著者:井手直行

発行元;東洋経済新報社

 

ぷしゅ よなよなエールがお世話になりますまとめ

やっぱしさ、商品やサービスに愛がなきゃダメなんだよな。ファンマーケティングだとか、コミュニティマーケティングだとか、そんな甘っちょろいこと言ってちゃダメなんだよな。愛情には勝てないんだよ。好きという気持ちには勝てないんだよな。

 

ぷしゅ よなよなエールがお世話になりますを読んだ理由

ファンマーケティングについて知りたかったので

 

ぷしゅ よなよなエールがお世話になりますで仕事に活かせるポイント

戦略は冷静に行動は情熱的に

 

ぷしゅ よなよなエールがお世話になりますの目次

第1章 おもしろそうな仕事は裏切らない

第2章 ファンは一〇〇人に一人でもいい

第3章 弁当代が出ないなら東京に行きません

第4章 どん底だから、この仕事に人生を賭ける

第5章 運命を変えた七年前の手紙

第6章 スキルは挑戦しながら身につければいい

第7章 リーダーの不満は自分を映した鏡

第8章 早ければ早いほど、最高のチームができる

第9章 僕らの働き方を変えたら、ファンも販売店もチームになった

付録  今夜から使える エールビールの楽しみ方

 

ぷしゅ よなよなエールがお世話になりますの感想

ビール業界で独自の地位を築いているよなよなエールとヤッホーブルーイング。エールビール専門のクラフトビールメーカー社長がこの本の著者。でもね、創業者は星野リゾートの星野さん。星野リゾートの一事業として始まったビールメーカーなのですよね。

創業当初は地ビールブームに日本中が沸いていたけれど、目指していたのは地ビールではなくクラフトビール。干しのり像との星野さんがアメリカで味わい感動したエールビールを日本で展開するために作った会社なのですよね。

そんな星野さんの思いに引き寄せられて集まった数多くの人の一人が著者。

MBAとか、マーケティング戦略とか重要だけれど、それ以上に重要なのは人の思いなんだよな、と言うことが実感できる1冊。

人の思い、人の熱意が重要。

想いや熱意があると必ず成功するわけじゃないけれど、成功したサービスの中には熱い想いを持った人がいるよな、と。

楽天市場での成功や、メールマガジンの成功の話し、簡単にまねをできる人もいれば、全くまねができない人もいるだろうな、と。

だって、必要なのは戦略じゃなくパッションだからね。

いや、戦略とパッションだからね。

 

 

タイトル:ぷしゅ よなよなエールがお世話になります くだらないけど面白い戦略で社員もファンもチームになった話

著者:井手直行

発行元;東洋経済新報社