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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

マーケティングの扉経験を知識に変える一問一答

 

著者:音部大輔
発行元:日経BP

 

マーケティングの扉まとめ

元P&Gで、元資生堂の音部さんが教えてくれるマーケターとしての生き方ですね。この人生論の中に、実はマーケティングの重要のエッセンスが入っているという。その構成に驚きです。

 

マーケティングの扉を読んだ理由

マーケティングについて学びたいので

 

マーケティングの扉で仕事に活かせるポイント

全てのマーケティング活動には「達成すべき目的」があり、使える「資源は有限」です。そこで、資源を有効に使うための指針が必要です。この指針が「戦略」です。
戦略は「重要な」「長期的な」「計画的な」などの言い換えや、高尚な雰囲気を出すために曖昧なまま使われたりしますが、「目的達成のための資源利用の指針である」と定義づけられます。
実際に戦略を開発する際には、 ①目的の再解釈、 ②資源の解釈、 ③資源の優勢を図ること、の3点に気を付けましょう。

 

マーケティングの扉の目次

第1章マーケティングの扉
第2章キャリアの扉
第3章戦略の扉
第4章リーダーの扉
第5章スキルの扉

 

マーケティングの扉の感想

マーケティング界の大御所・音部さんのマーケティング人生論。マーケティングとはなにか?マーケターとしてなにを学べばいいのか?会社員人生はどう過ごすべきなのか?を一問一答形式で教えてくれるすごい本。ぱっと見「人生論の本なのか?」と思えちゃうのだけど、要所要所にマーケティングに関する重要なことが述べられている。

もうね、マーケティングを生業にするなら、マーケティングだけ学んでちゃ、ダメなんだよな。教養が必要。広くて深い知識も必要。すごい深い世界なんだよ。読むべき本として、第二次大戦中の日本陸軍に関する本を勧めてくるのだもの。「情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記」なんて、マーケターに勧めるのだもの。最高すぎる。それにガンダムマーケティング視点で語るし。

いやはや最高。

なんどもなんども読み返したくなる本ですよ。

「なぜ、そんなことをするのか?」「なぜ、そんなことができるのか?」この2つの質問、私も使っていこうと思いましたよ。

 

 

タイトル:マーケティングの扉経験を知識に変える一問一答
著者:音部大輔
発行元:日経BP