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レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか 爆発的な成長を遂げた驚異の逆張り戦略

 

著者:ヴルフガング・ヒュアヴェーがー
解説:楠県
発行元:日経BP

 

レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのかまとめ

すげーな、レッドブル。ディートリヒ・マテシッツは半端ないな。ブランド成長のスピードで、フェイスブックや、Googleがすごいって言われているけれど、レッドブルだって引けを取ってないと思うんだよ。なんでそんなに急成長したのか?がよくわかる本なのですよ。そして、元ネタのリポビタンDがレッドブルになれなかった理由もよくわかるわ。

 

レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのかを読んだ理由

レッドブルの秘密を知りたかったので

 

レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのかで仕事に活かせるポイント

営業とマーケティングだけでも会社を大きくできるんだよな

 

レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのかの目次

PART1 52億本への道
PART2 スポーツ・マーケティング
PART3 レッドブル帝国の正体
PART4 創業者の横顔

 

レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか感想

レッドブル。それはディートリヒ・マテシッツが香港のラグジュアリーホテルで大正製薬の秘密を知り、バンコクでグラティン・ディーンに出逢って、レッドブルができたわけですよ。エナジードリンクなんてあまりにもふつーで、どこの国にでもあると思っていたのはリポビタンDの工場がある埼玉県で生まれ育ったからなんでしょうな。

 

なので、レッドブルの位置に、リポビタンDが立っていたかもしれない。タフマンかも、アリナミンかも、リゲインかも、ユンケルしれなかった。

 

ユンケルや、リゲインよりも、レッドブルの歴史は短いことはないんだけれどな。

 

リポビタンDもグラティン・ディーンも、積極的に市場を作ろうとしなかったんだよな。市場に入り込もうとした。ゼロから市場を作ったレッドブルとそこが違うんだよな。

 

やっぱり生産ラインを抱えるメーカーと、工場抱えないファブレスメーカーの差なんだろうな

 

レッドブルは、会社設立当初から販売およびマーケティング企業になる運命にあり、製造には携わらないことははっきりしていたんだとな。

 

あとは市場に入り込もうとする会社と、市場を立ち上げよう、市場を生み出そうとしている会社は広告への金のかけ方が違うよ。

 

レッドブルは売上の差3分の1を広告とブランド育成に費やすことを習慣としている。

 

これすげーよ。

 

レッドブルが開催するイベントや支援するアスリートの撮影は、会社が準備したカメラクルーやカメラマンが行い、ビデオや写真、あるいはコメントやインタビューは無料でマスコミに配布される。マスコミはそれを利用することにより、缶ドリンク帝国の宣伝に無料で加担する。

 

こんなことやられりゃ、勝てないよ。

ファイト一発!のキャッチコピーだけじゃ、勝てないよな。

 

 

タイトル:レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか 爆発的な成長を遂げた驚異の逆張り戦略
著者:ヴルフガング・ヒュアヴェーがー
解説:楠県
発行元:日経BP