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お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる

 

著書:大村大次郎
発行元:KADOKAWA

 

 

お金の流れで探る現代権力史まとめ

この本は小学生の教科書として採用したほうがいいな。もしくは、中学生からで。この本を読めば変な陰謀論を信じなくなるよ。戦争にもお金がかかって、そのお金を稼ぐために経済と政治があってってことがわかるんだよな。だから、いきなり中世の感覚に戻ったプーチン習近平はやばい奴だとよくわかる。

 

お金の流れで探る現代権力史を読んだ理由

面白そうだったから

 

お金の流れで探る現代権力史で仕事に活かせるポイント

歴史に学ぼう

 

お金の流れで探る現代権力史の目次

第1章 イギリスは、世界の覇権を「お金で買った」
第2章 アメリカの「金」と「ドル」に世界が屈服!
第3章 もう一つの“資源大国”としてのソビエト連邦
第4章 アラブを再興させた“オイル・マネー”の威力
第5章 敗戦国ドイツ「奇跡の復興」と「苦悩」
第6章 アメリカを脅かす日本、経済力の源泉は?
第7章 石油利権闘争 アラブ社会の反乱
第8章 “第3の経済勢力”中国の目覚め
第9章 実は「経済問題」だった東西冷戦の結末
第10章 「アメリ復権」と「日本凋落」の密接な関係
第11章 イスラム国の背景を「お金の流れ」から探る
第12章 EU発足!共通通貨・ユーロの野望とは?
第13章 世界最大の借金大国「米」vs.黒字の貿易大国「中」
第14章 イギリスが仕掛けた世界最大の“経済テロ”

 

お金の流れで探る現代権力史の感想

戦争は軍産複合体が起こしているわけでも、ロスチャイルド家が世界経済を牛耳っているわけでもないんだよ。ネオコンやら、Qアノンやら、ディープ・スロートとか、そういうの関係ないのよ。

お金が世界を循環するようになってから、経済によって政治が動くようになったのよ。そして、政治が経済を動かすようになったのよ。政治と経済が共依存のかんけいにあって、各国が平和に経済のやり取りをしていれば戦争は起きず、そうじゃないと戦争が起こるんだよ。で、経済がうまく動かないと国は滅ぼるんだよ。

ってことがよくわかなので自分の名誉欲を満たすためにウクライナに攻め込んだプーチンはおかしいんだな。で、共産党政権下であっても資本主義を進めていたから中国は発展したのに、それ辞めたら、そりゃ駄目になるってことだ。

すごくためになる本だな。

 

 

タイトル:お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる
著書:大村大次郎
発行元:KADOKAWA