著者:菅野誠二
発行元:東洋経済新報社
- 外資系コンサルのプレゼンテーション術のまとめ
- 外資系コンサルのプレゼンテーション術を読んだ理由
- 外資系コンサルのプレゼンテーション術で仕事に活かせるポイント
- 外資系コンサルのプレゼンテーション術の目次
- 外資系コンサルのプレゼンテーション術の感想
外資系コンサルのプレゼンテーション術のまとめ
この本、使えるね。すごくいい。細かなプレゼンテーション実行時のテクニックはもちろん、プレゼンテーションのベースとなるスライドの作り方、考え方もしっかりと教えてくれる。最高だわ。
外資系コンサルのプレゼンテーション術を読んだ理由
しっかりとした資料を作りたかったので
外資系コンサルのプレゼンテーション術で仕事に活かせるポイント
この3点だね。
「課題がきちんと定義できれば、答えは半分解けたようなものだ」
「問題とは、あるテーマの現状と目標(ありたい姿)の差(ギャップ)があるという、好ましくない現象です」
「課題とは、その組織化の目的を達成するための革新的な争点で、重要性や緊急性の観点から解決すべき問題と設定されたり、組織内で未だメ明確な答えが出ていない問いです」
外資系コンサルのプレゼンテーション術の目次
序章 プレゼンテーションの種類から「やること」「優先順位」を決める
第1章 プレゼンテーションのゴールを確認する
第2章 コミュニケーション戦略のストーリーを考える
第3章 プレゼン資料作成の基本
第4章 プレゼンの実演と準備のコツ
外資系コンサルのプレゼンテーション術の感想
この本は素敵だわ。さすが、マッキンゼーで大前研一に鍛えられた人だわ。プレゼン資料でお金を稼いでいる人の、実践に基づいた資料の作り方ですわ。スティーブ・ジョブズのようなプレゼン方法を学ぶ前に、しっかりとしたプレゼン資料を作れないとね。スティーブ・ジョブズはiPhoneなしにプレゼンしていても刺さらないのと同じだよ(なんか違う)。
ということで、本書はプレゼン資料の作り方本として読むのがいいかも。もちろん、プレゼンのテクニックも紹介されているけれど、私にとっては、資料の作り方を具体的に教えてくれる本。
プレゼンとは試合なんだよね。だから、クライアントのトップマネジメントの動機を理解することが提案の精度を上げることに直結する。敵の大将を潰す必要があるのよ。
そんなクライアントのトップマネジメント層に対して「あなたを信頼していますよ」と伝えるのに必要なのがSCQ(Situation-Compliance-Queen-Answer)。状況・複雑化・疑問・答えをプレゼンの中に混ぜ込んで(プレゼンの骨格にして)、信頼を勝ち取るのだという。バーバラ・ミントの作った手法らしい。
プレゼン資料を作成する時は、まず概念や論理wl言語化する。そして、その言語情報を構造化し、可視化することが重要。チャートを作って、効率的にコミュニケーションするのが重要。
メッセージは1スライド最大2行。もちろん1チャート1メッセージ。各メッセージを支えるピラミッド構成でビジュアルチャート化。
チャートは次の3タイプを使う。
●Whatでなにを実行するのかという結論
●Whyでその根拠を表現
●文書でわかりやすく表現
これ、明日から使おう。
そして、この本を何度も読み返そう。
その時その時によって、感じることが違うはずだ。
タイトル:外資系コンサルのプレゼンテーション術 課題解決のための考え方&伝え方
著者:菅野誠二
発行元:東洋経済新報社