著者:池内恵
発行元:新潮社
中東 危機の震源を読むのまとめ
雑誌Foresightで連載されていた記事を1冊の本にまとめたもの。時系列で紹介される中東の出来事。いまから20年近くも前の出来事であっても、リアルにその頃の出来事が思い出されてくる。そして、20年前に起きた中東の危機はいまも続いている。しかし、中東の危機はそれより前から続いていることを知って驚く。中東に平和が訪れるのはいつだろう・・・
中東 危機の震源を読むを読んだ理由
池内さんのファンだから
中東 危機の震源を読むで仕事にいかせるポイント
歴史をしっかり学ぶってことだな
中東 危機の震源を読むの目次
2004
2005
2006
2007
2008
2009
中東 危機の震源を読むの感想
中東研究の専門家(私が考えた、この肩書き、少しおかしいなw)である池内さん。中東の生の情報はもちろん、歴史や、政治、日常生活までもを教えてくれる。
いまから約20年前。アメリカの大統領がブッシュの時代で、そこから小汀に変わった頃のお話。
アメリカがイラクで戦争を行い、フセインが逮捕され、処刑されるような時代のお話。
そんなお話だけではない。
そんな出来事がなぜ起きたのか? 日本で走ることのなかなかない、中東の歴史や文化をまじえて、その理由を教えてくれる。
闇深いな。
日本で言えば、江戸時代や、明治時代を経ないで、戦国時代が一気に20世紀になってしまったようなものなのか?
似たような民族で似たような宗教なのだから、仲良くしてほしいのに。
と思ってしまう私は、イスラム教をよく知らないからかしら。