WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

This is Service Design Doing サービスデザインの実践

編著者:マーク・スティックドーン、アダム・ローレンス、マーカス・ホーメス、ヤコブ・シュナイダー
発行元:ビー・エヌ・エヌ

 

 

This is Service Design Doing サービスデザインの実践のまとめ

サービスデザインという、人気だけれど奥深い世界を教えてくれる素敵な本。分厚すぎる本なので、持ち歩きながら、読むことはできません。辞書ですよ辞書。でも、辞書としては最高。サービスデザインの実行方法や、事例まで紹介されてますから。何しろ事例が豊富。

 

This is Service Design Doing サービスデザインの実践を読んだ理由

サービスデザインが気になるので

 

This is Service Design Doing サービスデザインの実践で仕事にいかせるポイント

どこだろう・・・

 

This is Service Design Doing サービスデザインの実践の目次

01 なぜサービスデザインなのか?
02 サービスデザインとは何か?
03 サービスデザインの基本ツール
04 サービスデザインのコアアクティビティ
05 リサーチ
06 アイディエーション
07 プロトタイピング
08 実装
09 サービスデザインプロセスとマネジメント
10 ワークショップのファシリテーション
11 サービスデザインのためのスペースを構築する
12 組織にサービスデザインを組み込む

 

This is Service Design Doing サービスデザインの実践の感想

最近大人気のサービスデザイン。

サービスの概念を学びながら、サービスデザインを学ばないと℃ツボにはまって死ぬよな、というのが私の感想。日本でよく使われているサービスと、マーケティングとか、海外のビジネスで使われている「サービス」は意味が似ているようで違うのだから。

で、サービスデザインといったら、「顧客体験のデザインのみならず、それを継続的に提供できる組織や仕組みもデザインすることで、新たな価値を創出する方法論」だ。こいつがユーザーの体験価値を考慮した新しいサービス作りや既存の事業改善に効果を発揮するということで、あっちこっちで話題になっている。

なので、本書も人気。

サービスデザインについてその概念から、How to、そして事例まで教えてくれるから便利。

サービスデザイン思考の6原則というのが心に刺さるね。これに則るといいのね。

 

①人間中心
②共同的であること
③反復的であること
④連続的であること
⑤ホリスティックな視点

 

 

とりあえずやってみるのが重要なんだよな、と。まずは動く。顧客を見て動く。批判ばかりするな、と。

誰でも批評家、誰かに何かをしてくれることを望む人が多い日本人には、サービスデザインの十二戒の方がグサグサ刺さるかもね。

 

①呼び名は何でもいい
②下手くそな第一稿を作れ
ファシリテーターであれ
不言実行
⑤「イエス、アンド・・・」と「イエス、バット・・・」
⑥正しい解決策を見つける前に、正しい問いを探れ
⑦実環境でプロトタイピングせよ
⑧1つのことにすべてを賭けるな
⑨大事なのはツールを使うことではなく、現実を変えること
イテレーションの計画を立て、改善せよ
⑪ズームイン、ズームアウト
⑫すべてサービスである

 

とりあえず、正しい問いが探れるようになるにはリベラルアーツが必要なんだよ。だから、海外じゃ、こいつとセットでリベラルアーツが大人気。

しかし、日本だとそこまで語られないという。

 

 

タイトル:This is Service Design Doing サービスデザインの実践
編著者:マーク・スティックドーン、アダム・ローレンス、マーカス・ホーメス、ヤコブ・シュナイダー
発行元:ビー・エヌ・エヌ