著者:やまとけいこ
発行元:山と渓谷社
まとめ
北アルプスの薬師沢小屋で働いている著者のエッセイ。北アルプスに登ったことありませんが、著者が描くイラストや、文章によって、その姿が目の前に浮かんできますね。登りたい。そして、著者の名前は山と渓谷社をリスペクトしたペンネームかと思いきや、そうじゃなかったのでびっくりです。
この本を読んだ理由
手にしたのはコロナで外出自粛中でした。Kindleって便利ですね。旅行に山に行きたかったからです。
仕事に活かせるポイント
ないかも。いや、あった。仕事は楽しんだもがちってコトですね。
目次
第1章 黒部源流のこと
第2章 薬師沢小屋開け
第3章 ハイシーズン到来
第4章 秋の源流よ小屋閉め
感想
新型コロナウィルスのパンデミックのため外出自粛となってしまった、2020年の春。あぁ、やることないのね。旅行に行けないのね。旅行に行けない状況に追い込まれれば、追い込まれるほど「旅に関する情報」が恋しくなってしまうわけですよ。
ということで、読んでみました。
もう、ハードコアな登山なんてしないのに。筑波山、高尾山、大山レベルで、ヒーヒー言っているのに。
舞台は北アルプスの薬師沢小屋。
行ったことないです。位置情報もいまいちよくわかりません。黒部ダムやら、プロジェクトXの世界が近い場所だという認識はあります。
ぶっちゃけ、それくらいです。
それくらいの知識しかないのですが、脳内には北アルプスの山々と大自然が再生されました。
著者のイラストと、文章が、行ったことも、見たこともない山小屋の生活を、リアルに脳内再生してくれたわけですね。
山小屋の生活、楽しそうだ。ハイシーズンには、満員になるほどのお客さんが訪れるだなんて。