著者:澤宮優
発行元:KADOKAWA
目次
「捕手にボールが届かない」元日本ハム投手・岩本勉
「一塁への送球がスライドしてしまう」元ヤクルト内野手・土橋勝征
「ボールが指にひっかかる」元日本ハム外野手・森本稀哲
「自分の写真を見てパター不振に」プロゴルファー・佐藤信人
「パターする腕に電気が走った」プロゴルファー・横田真一
感想
イップス (yips) は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状のことである。 本来はゴルフの分野で用いられ始めた言葉だが、現在ではスポーツ全般で使われるようになっている。
言葉としてはしっていても、それはマンガやドラマの世界の出来事であるように思っていたイップス。
わざわざ言うこと無いもんな。
そんなイップスにかかり、イップスを克服してきたプロスポーツ選手の素顔に迫った1冊。
登場するのは
野球選手とプロゴルファー。
克服する選手もすれば、上手に付き合い続ける選手もいる。
これ、イップスではなく「短所」に置き換えて読むと、すげー心に刺さる。
しかし、ヒチョリが、イップスだったとはな。。。日ハムで活躍した以降の話しか知らなかったから、西武で後輩たちが泣きながら見送った、その姿しか知らなかったから、読んでいたら、目が汗かいた。