WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2023.07.10

 

発行元:日経BP

 

日経ビジネス 2023.07.10まとめ

ロボットが人間の代わりに戦うようになるなんて、もうロボット大戦の時代だわ。ガンダムの時代だわ。こういうのSFプロトタイピングっていうのかしら?たぶん違うわ。

 

日経ビジネス 2023.07.10を読んだ理由

週に一度の情報収集

 

日経ビジネス 2023.07.10で仕事に活かせるポイント

とくになし

 

日経ビジネス 2023.07.10の感想

特集は「戦場のDX 防衛産業をアップデートせよ」ですね。日本では戦争のことについて1ミリでも考えることは悪とされているので、難しいですわな。まぁ、民生用ドローンでも使い方によっては戦争に利用できるしな。プレステのコントローラーでドローンをコントロールできるしな。太平洋戦争で終わっている日本の戦争観をぶっ壊さないとダメだよな。まぁ、年寄りいなくなるしね。時代は変わるだろうね。

 

そんな今週号で面白かった他の記事はこれ。

 

「独自動車、新疆問題板板挟み」

人権団体からウイグル人の強制労働をうったえられても、そんなことないと証明しようと動くと、中国の反スパイ法で捕まってしまうのね。これ、ヨーロッパで裁判を起こしまくっている人権団体って中国共産党のお仲間なんじゃないかしら?

 

マイクロソフトが電力購入へ 核融合、数年後の発電は可能か」

核融合発電が一般化すると、原子力がーという問題も消えますね。この技術、今のところ西側にしかないのが良いですよね。

 

ベトナム発EVが設立5年で米国進出 世界ブランドへリスク取る挑戦者」

すげー。ベトナムのビンファストって会社なんだとな。

 

「EVで再参入、現代自動車がCCCと提携 日本はオンライン販売の実験場」

いやーオンライン販売の実験場というより、先行者としての優位性がなくなったCCCがもがいてるとしか思えない…Tポイントって今さら言われましてもね。

こんな今週号を読んでいて読みたくなった本はこれ。

 

 

 

タイトル:日経ビジネス 2023.07.10
発行元:日経BP

 

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

 

著者:尾原和啓

発行元:幻冬舎

 

プロセスエコノミーまとめ

製品の最終形態をまねることはできても、製造のプロセスを、サービスのプロセスを真似ることはできないって話しですよね。そこに作り手や、提供する人間の「想い」なんて出てきたら再現不可能。だからこそOnly Oneになる。そして、これ大量生産に向かない。で、こういう情報を発信するプラットフォームとしてSNSが向いている。だから、大企業のSNS運用はうまくいかないんだよな。

 

プロセスエコノミーを読んだ理由

周辺で話題になっているので

 

プロセスエコノミーで仕事に活かせるポイント 

story of self 自分がここにいる理由を語り

story of us 私たちがここにいる理由を語り

story of now 今行動を起こすべき理由を訴える。

こうやってオバマ大統領は、大統領選挙という「他人の物語」から「自分の物語」へと候補者を巻き込んでいった。

ホリエモン

「自分の話をして距離を縮める(Me)」

「共通点を見出して連帯感を作る(We)」

「自分のやりたいことを説明する(Now)」

というMW We Now理論を使うようになったんですと。

 

プロセスエコノミーの目次

なぜプロセスに価値が出るのか

人がプロセスに共感するメカニズム

プロセスエコノミーをいかに実装するか

プロセスエコノミーの実践方法

プロセスエコノミーの実例集

プロセスエコノミーの弊害

プロセスエコノミーは私たちをどう変えるか

 

プロセスエコノミーの感想

もの消費ではなく、こと消費。なんて、どこかのコンサルタントにだまされてしまった人は、この本を読むといい。こと消費とは、いわゆるプロセスエコノミー。最終商品だと差別化ができにくくなった時代に合って、その製品が提供できる世界観で勝負をしましょうという話になったときに、プロセスのお話が聞いてくる。

なぜその商品を作ったのか?そのサービスを生み出した理由はなんなのか?どうやって、そのサービスを盛況しているのか?

もう、何故、が重要。

パーパスが重要。

そういう話しなのですよ。

形だけまねができない。

それがプロセスエコノミー。

外部に仕事丸投げしてるようじゃ、なかなかまねができない世界ですな。

 

 

タイトル:プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

著者:尾原和啓

発行元:幻冬舎

嘘を見破る統計学 退屈させない統計入門

 

著者:神永正博

発行元:講談社

 

嘘を見破る統計学まとめ

やっぱし統計学って、数式だけじゃダメなんだよな。「なんのために」がなければ非常につまらないお勉強になってしまうからね。

 

嘘を見破る統計学を読んだ理由

ブルーバックス全制覇

 

嘘を見破る統計学で仕事に活かせるポイント

特になし

 

嘘を見破る統計学の目次

統計の基本にストーリーあり

隠れた関係をあぶり出す

統計の深遠なる世界

 

嘘を見破る統計学の感想

統計学の入門書って、やたら数式が多いのですよね。まぁ、数学の仲間ですからしょうがないのですけれどね。でも、学者以外で統計学が必要な人、特にサラリーマンで統計学が必要な人の場合「数学的な正しさ」よりも「なぜ?というストーリー」のほうが重要だと思うのよね。

そのストーリー、統計的な物語、統計的な流れの重要さを教えてくれる素敵な本ですよ。

 

 

タイトル:嘘を見破る統計学 退屈させない統計入門

著者:神永正博

発行元:講談社

巨怪伝 下巻 正力松太郎と影武者達の一世紀

 

著者:佐野眞一

発行元:文藝春秋

 

巨怪伝まとめ

戦犯として逮捕されるも、その後復帰した正力松太郎。現場に復帰後は読売新聞の部数を伸ばすだけでなく、テレビ放送や、原子力発電の導入、そして、政界進出など精力的に活動をしてきた。その中には、もちろんプロ野球も含まれている。プロ野球を国民的スポーツにするため、様々な策を行ってきた。その中の1つが天覧試合の開催である。天覧試合の描写から始まる本書において、最大の見せ場、クライマックスなわけです。しかし、そこから、正力松太郎が変わっていく。まさに老害。天下国家のためが、いつの間にか自分の名声のためになり、その名声を守るためとなってしまう。いやはやなんとも。この本は正力松太郎をモデルにした、日本近現代史の教科書であるともいえる。

 

巨怪伝を読んだ理由

正力松太郎が気になったので

 

巨怪伝で仕事に活かせるポイント

どれだけ人を使いこなせるか?ですな。ナベツネのようになってはダメなのよね。

 

巨怪伝の目次

復権と球場

国土と電影

原発と総裁

発火と国策

天皇と興業

宿業と花輪

蓋棺と磁力

 

巨怪伝の感想

読売巨人軍、そして読売新聞のドンと言えば、ナベツネこと渡辺恒雄。この人は正力松太郎と務台光雄の時代が終わってから、権力を手に入れた人なのよね。大正力こと正力松太郎といえば読売新聞社中興の祖であり、日本プロ野球の父であり、テレビ放送の父であり、日本におけるプロレス界のドンであり、日本における原子力発電の父であり・・・まぁ、肩書きがいっぱいある人だ。務台光雄はそんな正力松太郎の陰となることもあれば、正力松太郎を批判し、読売新聞を世界最大の発行部数に育て上げた人でもある。

実業家と興行師の両面を持つこの2人に比べると、ナベツネさんはまだまだ器が小さいなぁ・・・と。東大卒の元共産党員だったナベツネさん、権力を手に入れれば入れるほど、自分の周りをイエスマンで固めるようになってきた。清濁併せのむ豪快さ、目的のためなら手段を選ばない肝の据わり方があった、正力松太郎とは大きく違うのだな、と。

とはいえ、そんな豪腕を震えたのは、コンプライアンスもへったくれもない戦前戦後の混乱期や、高度経済成長期だったからなのかもしれない。いま、そんな豪腕を震える余地がそもそもないしな。新聞社の社長も、経済界のお偉方も、官僚も、政治家も、この本に出てくるようなギラギラ感は一切ないからね。

だから、ナベツネさんも、明治時代に生まれていたら正力松太郎のようになっていたのかもしれないね。

とりあえず、2人とも晩節を汚しているのは同じなんだよね。老害なのはどちらも同じ。あまり、年寄りが出しゃばっちゃダメなんだよな。

 

 

 

タイトル:巨怪伝 下巻 正力松太郎と影武者達の一世紀

著者:佐野眞一

発行元:文藝春秋

 

御船印でめぐる全国の魅力的な船旅

 

著作・編集:「地球の歩き方」編集室
発行元:学研プラス

 

御船印でめぐる全国の魅力的な船旅まとめ

海洋国家なんだよね。日本は。そんな日本だからこそ、船旅を楽しめるのだよね。良いよね。そう言う人生をのんびりと過ごしたいわ。

 

御船印でめぐる全国の魅力的な船旅を読んだ理由

船旅に興味があるので

 

御船印でめぐる全国の魅力的な船旅で仕事に活かせるポイント

特になし

 

御船印でめぐる全国の魅力的な船旅の感想

日本中のメジャーなフェリー会社、船旅ができる会社を紹介してくれる本。で、御朱印のように、利用した港でハンコを集めることができるプレイができるのだよね。日本中でスタンプラリーができるのよね。そうやってのんびりと旅ができるようになりたいよね。

 

 

タイトル:御船印でめぐる全国の魅力的な船旅

著作・編集:「地球の歩き方」編集室
発行元:学研プラス