著者:尾原和啓
発行元:幻冬舎
プロセスエコノミーまとめ
製品の最終形態をまねることはできても、製造のプロセスを、サービスのプロセスを真似ることはできないって話しですよね。そこに作り手や、提供する人間の「想い」なんて出てきたら再現不可能。だからこそOnly Oneになる。そして、これ大量生産に向かない。で、こういう情報を発信するプラットフォームとしてSNSが向いている。だから、大企業のSNS運用はうまくいかないんだよな。
プロセスエコノミーを読んだ理由
周辺で話題になっているので
プロセスエコノミーで仕事に活かせるポイント
story of self 自分がここにいる理由を語り
story of us 私たちがここにいる理由を語り
story of now 今行動を起こすべき理由を訴える。
こうやってオバマ大統領は、大統領選挙という「他人の物語」から「自分の物語」へと候補者を巻き込んでいった。
「自分の話をして距離を縮める(Me)」
「共通点を見出して連帯感を作る(We)」
「自分のやりたいことを説明する(Now)」
というMW We Now理論を使うようになったんですと。
プロセスエコノミーの目次
なぜプロセスに価値が出るのか
人がプロセスに共感するメカニズム
プロセスエコノミーをいかに実装するか
プロセスエコノミーの実践方法
プロセスエコノミーの実例集
プロセスエコノミーの弊害
プロセスエコノミーは私たちをどう変えるか
プロセスエコノミーの感想
もの消費ではなく、こと消費。なんて、どこかのコンサルタントにだまされてしまった人は、この本を読むといい。こと消費とは、いわゆるプロセスエコノミー。最終商品だと差別化ができにくくなった時代に合って、その製品が提供できる世界観で勝負をしましょうという話になったときに、プロセスのお話が聞いてくる。
なぜその商品を作ったのか?そのサービスを生み出した理由はなんなのか?どうやって、そのサービスを盛況しているのか?
もう、何故、が重要。
パーパスが重要。
そういう話しなのですよ。
形だけまねができない。
それがプロセスエコノミー。
外部に仕事丸投げしてるようじゃ、なかなかまねができない世界ですな。
タイトル:プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる
著者:尾原和啓
発行元:幻冬舎