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ゲッベルスとナチ宣伝戦

 

著者:広田厚司

発行元:潮書房光人社

 

ゲッベルスとナチ宣伝戦まとめ

ナチスドイツ宣伝省のトップ、ヒトラーの右腕としてナチスの戦争を支えたゲッベルスの人生と仕事を教えてくれるすごい本。大衆を扇動する方法が、しっかりと紹介されている。よく出版できたな、と思えるやばい本。

 

ゲッベルスとナチ宣伝戦を読んだ理由

大衆を扇動するプロモーション手法について興味があったので

 

ゲッベルスとナチ宣伝戦で仕事に活かせるポイント

恐怖と面白さと感動を使うと、人を動かすことができちゃうってこと

 

ゲッベルスとナチ宣伝戦の目次

多感な時代

ヒトラーとの出会い

扇動家の誕生

ベルリン大管区長時代

ナチ党躍進と政権奪取

宣伝大臣ゲッベルス

大衆を飼い慣らす

世界最大の宣伝機関

戦争と宣伝戦

対英宣伝戦

ロシア戦線

栄光の終わり

総力戦と撤退線

最終ラウンドのゴング

最後の五ヶ月

 

ゲッベルスとナチ宣伝戦の感想

ウクライナとロシアの戦争が始まってから、SNS上で様々な宣伝戦が繰り広げられています。このような大規模な宣伝戦を繰り広げるようになったのは第二次世界大戦から。国力を総動員し、総力戦を行う戦争においては、銃後いて各種物資の生産している大衆をコントロールすることが重要になってくるわけですよ。日本もやってたし、アメリカもやってたし、イギそしてその中で一番そしてその中で一番大規模に行っていたのがドイツ。そのど真ん中にいたのがゲッベルス

ゲッベルスの一生と、その仕事を教えてくれるのが本書。ポスターや、映画、雑誌、切手等など、ゲッベルスナチス宣伝省のアウトプットまで紹介されている。そして、そのアウトプットが「なぜ作られたのか?」というところまで教えてくれるとんでもない本。

ここに書かれている内容をあの人たちはまねているのだろうな・・・と思ってしまう。いやはや、手に入れることができて良かった。

 

 

タイトル:ゲッベルスとナチ宣伝戦

著者:広田厚司

発行元:潮書房光人社