著者:桑原ヒサ子
発行元:青弓社
- ナチス機関誌「女性展望」を読むまとめ
- ナチス機関誌「女性展望」を読むを読んだ理由
- ナチス機関誌「女性展望」を読むで仕事に活かせるポイント
- ナチス機関誌「女性展望」を読むの目次
- ナチス機関誌「女性展望」を読むの感想
ナチス機関誌「女性展望」を読むまとめ
戦争というのは総力戦であり、最前線で戦う兵隊以外もしっかりとした体制を組まなきゃだめなんだよな。そして、その仕組みは民衆に気づかれてはならない。その仕組みをしっかりと作ったナチスドイツ。そこまで考えることができたのに、自分たちが優秀だと思い込みすぎて、仲間を作ることができなかったんだよな。
ナチス機関誌「女性展望」を読むを読んだ理由
ナチスの宣伝が気になるので
ナチス機関誌「女性展望」を読むで仕事に活かせるポイント
耳障りの良い話に近づくな
ナチス機関誌「女性展望」を読むの目次
第一部 「女性展望」が描く女性像と日常生活
第二部 イメージ表象と女性の戦時動員
第三部 ドイツ人女性の社会進出と敗戦
ナチス機関誌「女性展望」を読むの感想
なんだろうなぁ、人間の良心というか「こうあるべし!」という心に訴えかけて人を動員する力って、怖いよな。
ナチス政権が女性の気持ちを掴むために発刊していた「女性展望」という雑誌についての研究がまとめられた1冊。そもそもそんな雑誌があったなんて、ナチス政権の研究者しか知らないんじゃないかしら?なんて思ってしまうのですよ。それくらい、きっと、マニアック。
しかし、本書を読み「女性展望」の内容を知れば知るほど「フツーの雑誌じゃね?」と思えてしまう。いや、フツーじゃないんだよな。要所要所でナチスの考えを正当化させるようになっている。しかし、それが思考を強制させるようにはなっていない。
すげーな。
民衆の心を掴むことの重要さっていうのが、よくわかる一冊。