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論理が伝わる世界標準の「書く技術」 「パラグラフ・ライティング」入門

 

著者:倉島保美

発行元:講談社

 

論理が伝わる世界標準の「書く技術」まとめ

論理的な文章を書くことと、感動的な文章を書くことは違うのよ。しかし、なぜか日本の学校教育だと、それを教えてくれない。本書では、論理的な文章を書くことと、パラグラフ・ライティングの手法を教えてくれる。かなりのオッサンですが、この本に出会えてよかったわ。

 

論理が伝わる世界標準の「書く技術」を読んだ理由

ブルーバックス全制覇にむけて

 

論理が伝わる世界標準の「書く技術」で仕事に活かせるポイント

伝わる文章であれば、短い時間であっても内容を理解できてくる。時間をかけて読まないとダメな文章はダメな文章なのよ。そうならないためには「パラグラフ」が重要になる。パラグラフとは1つのトピックを1つのレイアウト固まり(パラグラフ)で表現するのよね。そして、文章は、結果や結論などの重要な情報をまとめたパラグラフ(=総論)から始めるのですよ。

 

論理が伝わる世界標準の「書く技術」の目次

なぜ伝わらない、どうすればいい

パラグラフで書く

ビジネス実践例

 

論理が伝わる世界標準の「書く技術」の感想

理解されやすい文章を書くにはどうすればいのか?分かりやすい文章を書くにはどうすればいいのか?そう悩んでいる人におすすめの本ですよ。義務教育では教えてくれない、論理的で分かりやすい文章の書き方を教えてくれるのが本書ですよ。

しかし、なんで日本の義務教育では論理的な文章よりも、感動的な文章を書くことを優先させるのでしょうね。もしかして、いまは違うのかもしれませんが。

さて、論理的で分かりやすい文章を書くにはどうすればいいのか?それは、総論(まとめ)から文章を開始し、その総論に至った理由をしっかりと説明することが重要なのですよ。「なぜ、その結論に至ったのか?」を読み手に納得してもらうような構成にすることが、なによりも重要。起承転結の文章ではないのですよ。

そう、起承転結の呪縛から逃れることが重要なのです。

 

 

タイトル:論理が伝わる世界標準の「書く技術」 「パラグラフ・ライティング」入門
著者:倉島保美
発行元:講談社