WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

書くことについて

著者:野口悠紀雄
発行元:KADOKAWA

 

書くことについてのまとめ

文章を書くにはテクニックが必要なのです。そのテクニックさえ身につけることができれば、誰でもある程度の文章を書けるようになるのです。ある程度ってところがポイントね。名文が書けるようにはならないのです。でも、駄文悪文を書くような事態を避けることはできますよ。そして、そのテクニックというのは、クラウド系のツールを駆使することで対応可能なんですよという。サラリーマンはもちろん、論文を書くのに頭を悩ませている学生さんにもオススメよ。

 

書くことについてを読んだ理由

文章をちゃんと書くことを、もう一度、考え直したかったから

 

書くことについてで仕事に活かせるポイント

すべてですね。とくに第六章の「わかりやすく正確に力づける伝える」は必読です。

 

書くことについての目次

はじめに 誰もが本を書ける
第一章 文章を書くための仕組みを作る
第二章 テーマをどう見つけるか?
第三章 アイディアの材料を集める
第四章 アイディア農場:アイディアの「たね」を育てる
第五章 アイディア製造工場:アイディアを組み立てる
第六章 解りやすく正確に力強く伝える
第七章 ブレインストーミングをもっと活用しよう
第八章 「外部脳」を活用して脳を開放する

 

書くことについての感想

非常に数多くの著作がある野口悠紀雄先生。どうやったら、それほどたくさんの本を書くことができるのか? そんな企業秘密を教えてくれるのが本書です。

極論すると、情報をストックし、情報を選別し、論理を組み立てて行く「だけ」なのです。が、そんな簡単なことじゃないわけですよ。でもね、野口悠紀雄さんは、そのハードルぐぐぐっと下げる具体的な方法を教えてくれるのです。

野口悠紀雄先生が、グーグル先生に教えを請うというか、野口悠紀雄先生がグーグル先生とタッグを組むような感じですね。

いまさら、グーグルドキュメントや、グーグル音声入力、クラウドについて「説明してもらわなくてもけっこうです」というかたは、その箇所をすっ飛ばしてくださいませ。読むことをすっ飛ばしても話は通じます。

ただ、その使い方、どうやってグーグルドキュメントを使えばいいのか? 音声入力の効果的な使い方はどうすればいいのか? はしっかり読んでくださいね。この本のメインはそこなんですから。

そして、第六章は必読ですよ。グーグルや、クラウドなんか、関係なく、重要な世界です。

 

 

タイトル:書くことについて
著者:野口悠紀雄
発行元:KADOKAWA