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悪党 たちの 大英帝国 

 

著者:君塚直隆 
発行元:新潮社

 

悪党 たちの 大英帝国 まとめ

悪党とはアウトレイジな人のことではなく、それまでの既得権益や、権力を壊す新勢力のことですね。日本だったら、平安時代の武士とか、戦国大名とか、そんなイメージ。そんな源氏や平家のようにイギリスの制度を大きく変化させ、進化させた国王・政治家が紹介されているのですよ。やっぱ、イギリスや、ヨーロッパの歴史を知らないとダメだな。そして、中国の歴史も、アメリカの歴史も、日本の歴史も。

 

悪党 たちの 大英帝国 を読んだ理由

イギリスについて知りたかったので

 

悪党 たちの 大英帝国 で仕事に活かせるポイント

歴史小説を読むのではなく、歴史を学ぼう

 

悪党 たちの 大英帝国 の目次

第一章 ヘンリ八世 ──「暴君」の真実
第二章 クロムウェル ── 清教徒の「独裁者」
第三章 ウィリアム三世 ── 不人気な「外国人王」
第四章 ジョージ三世 ── アメリカを失った「愛国王」
第五章 パーマストン子爵 ──「砲艦外交」のポピュリスト
第六章 デイヴィッド・ロイドジョージ ──「王権と議会」の敵役
第七章 ウィンストン・チャーチル ── 最後の「帝国主義者

 

悪党 たちの 大英帝国 の感想

本書のタイトルである「悪党」とはアウトレイジな人のことではなく、それまでの既得権益や、権力を壊す新勢力のことですね。イギリスの歴史のなかで、その点回転に存在した国王や政治家を紹介してくれる本。

そんな国王や、政治家を通して、当時のイギリス社会や、ヨーロッパ社会について教えてくれる本。

ブリカスとネットスラングで言われてしまうくらいに交渉がうまいイギリス。なんで、そんな鬼のような交渉ごとができるのか?っていうことも、イギリスの歴史を知れば「そうしなきゃ生き残れないんだよな。生き残れなかったんだよな」ってことから、納得してしまう。

なお、この中で知っている政治家はウィンストン・チャーチルだけだ。

そして、ウインストン・チャーチルについてもほとんど知らないことも分かった。

もっともっと、イギリスの歴史について学ばねば。

イギリスだけでなくヨーロッパの歴史について学ばねば。

歴史について学ばなければ、今おきていおることを理解できない。

そしてそれは、ヨーロッパだけでなく、アメリカ、ロシア、中国についても同じだ。

今起きている出来事は、過去からの連続でできているのだ。

 

 

タイトル:悪党 たちの 大英帝国 
著者:君塚直隆 
発行元:新潮社