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狂犬病再侵入 日本国内における感染と発症のシミュレーション

 

著者:神山恒夫
発行元;地人書館

 

狂犬病再侵入まとめ

検疫って重要なんだな。予防接種って重要なんだな。ワクチンは嫌いダー!ワクチンは陰謀だー!っていう人にこそ読んで欲しいですよ。いま、この平和な状況というのは、多くの人々の努力によって成り立っているのだという事実を知って欲しい。

 

狂犬病再侵入を読んだ理由

ウクライナからの避難民がペットの犬を持ち込むときに「検疫がー!」と大騒ぎになったので


狂犬病再侵入で仕事に活かせるポイント

やっぱ、科学というか、生物学はちゃんと学ばないとね。

 

狂犬病再侵入の目次

第1章 狂犬病人獣共通感染症
第2章 動物の狂犬病
第3章 ヒトの狂犬病
第4章 狂犬病ワクチンの開発
第5章 日本の狂犬病
第6章 海外の狂犬病事情
第7章 懸念される日本への再侵入とそのシミュレーション
第8章 狂犬病をリ・エマージさせない

 

狂犬病再侵入の感想

人獣共通感染症感染症と言うことで新型コロナウィルスが大流行していますが、世の中には、新型コロナなんて比較にならないほど危険な人獣共通感染症感染症があるのですよ。

その1つが、狂犬病

日本では昭和32年以降、狂犬病に感染した動物は発見されず、世界で11カ国しかない狂犬病洗浄国になっているわけですが、さいしょから狂犬病がなかったわけでもなければ、自然に狂犬病が消えたわけでもないんだよな。

だから、検疫は重要だし、人間でも、家畜でも、ペットでも、予防接種が重要になるんだよな。

ワクチンを打たない、予防接種をしないのはその人の勝手かもしれないけれど、その勝手によって、日本に狂犬病が蔓延するかもしれないのだよな。

まぁ、そうやって脅すことでもないけれどね。

ただ、この話はみんな、しっておいた方がいいですな。

 

 

タイトル:狂犬病再侵入 日本国内における感染と発症のシミュレーション
著者:神山恒夫
発行元;地人書館