著者:山川徹
発行元:小学館
まとめ
カルピスって味の素がつくって、アサヒビールに売ったんだとおみってました。ワタシの考えが間違ってましたね。「カラダにピース、カルピス」とか「カルピスの半分は優しさできています」とか、たんなるキャッチコピーかと思ったら違ったんだな。カルピスとは大陸に夢を見た男が作り出した健康食品だったんだな。日本とモンゴルの架け橋がカルピスだったんだな。つぎはヤクルトの歴史を知りたいな、なんて思ってみたりもする。カルピス、身体にいいのは間違いないんだよな。飲みすぎると太るけれど。
この本を読んだ理由
だってカルピスが好きだから
仕事に活かせるポイント
やっぱ教育が重要なんだよな。教育が親愛度を深めるんだよな。
目次
第一章 国家の運命とともに
第二章 草原の国
第三章 戦争と初恋
第四章 最期の仕事
終章 100年後へ
感想
カルピスってモンゴルの乳製品から生まれたものだったのね。そういえば、そうだよな。カルピスの半分は優しさで出来ているんだな。
その優しさは三島海雲という中国大陸に夢を抱いた若者の真心から産まれているんだな。モンゴル族が食べている各種乳製品を食べ続けたことで、体調がよくなったという経験から生まれたカルピス。
いきなりカルピスを生み出したのではなく、醍醐味という乳製品を日本で販売したんだってな。そこから派生したのがカルピスなんだってな。
元祖健康食品という位置づけであったカルピス。それはいまから百年以上昔の出来事であったという。関東大震災も、太平洋戦争も、高度経済成長期も、バブル崩壊も、東日本大震災も、乗り切ってきたカルピス。
これから100年後も、カルピスはみんなから愛され続けるのだろうな、と思うわけですよね。