WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2019.11.11

発行元:日経BP

 

まとめ

サムスンは日本の製造業を真似て生長してきたわけですけれど、「世界ではやっているものを取り入れて、国内で展開する」というタイムマシン経営まで真似てしまったから、日本が韓国にやられてしまったように、後ろから追いかけてくる中国にやられちゃうんだろうな、と。国家資本主義も真似てみたけれど、中国のほうが徹底してるしな。

 

この本を読んだ目的

週に一度の頭の整理ですから。

 

感想

今週号の特集は「変調 サムスンの不安」ですね。アジアを代表する製造業。トヨタよりもすごい会社ということになっていると。日本の電機メーカーを徹底的に参考にして、真似できるところは真似て、一気に世界トップとなった会社なんだよな。でもなぁ、日本企業のダメな点まで真似てしまっている観が無きにしもあらず。上意下達、信賞必罰、滅私奉公。昭和の日本企業の良さを、しっかり真似てくれてますよね。そして、さらにタイムマシン経営まで真似てしまった。

で、そんなサムスンの後ろを追いかけてくる中国は賢かった。日本企業や、サムスンを始めとした韓国企業のダメな点は真似しないで、良い点だけを真似しようとしている姿勢が素敵だわ。

 

で、今週号で他に面白かった記事はこれ。

 

「有訓無訓」
国境なき師団日本の前会長黒崎さんのこの台詞がいいなぁ。”If you want to go fast , go alone. If you want to go gar, go together”。これは国境なき師団インターナショナル会長のウンニ・カルナカラさんのセリフなんですけれどね。「早く結果を出したければ一人でやれ。より大きな目標を実現するためには力を合わせよう」という意味ですな。あぁ、だから私は一人が好きなんだ、と、納得できた。

 

「LINEで査定、ブロックチェーン活用も 中古車にメルカリ化の波」
あぁ。これ、むかし提案したんだよな。この記事には出てこない中古車大手に。でも、実現しなかったんだよな。CtoCベースで車を買うって、怖いなwよく知る知り合いじゃない人からクルマを買うなんて、できないや。で、CtoCサービスを使って「1円でも高くクルマを売りたい」とか「1円でも安くクルマを買いたい」と思っているコストコンシャスな方って、クロスセルしようにも、アップセルしようにも、大変だと思うんだよな。

 

「11年ぶりに政府間組織による調査 マネロン対策、外国人増に悩む」
これさ、日本国民及び日本に永住権を持っている海外出身の人の場合はマイナンバーを、そうでない人はパスポート番号をすべての口座に紐付けるようにして、紐付いている口座のみに預金・送金・引き出し可能にすればいいんだよな。

 

「自然災害多発で浮かぶ 太陽光発電、普及優先のツケ」
あったりまえだろう。太陽光発電を設置している人間・企業には「撤収」も義務づければいいんだよな。なかなか難しいと思うので、購入金額の1割を「撤収費用」として強制的に積み立てるようにすればいいんだよな。

 

JVCケンウッド ドラレコが導く脱メーカー」
まさに「モノ」から「コト」だよな。カーナビや、ドラレコを売るのではなく、ドラレコから収集したデータ活用を提案し、ソリューションとしてそれを購入してもらう。顧客は保険会社であったり、DeNaであったり。こういう発想も、ソリューション営業も、従来のメーカーではできないので、それそれ私の出番かしら?と思うのよね。

 

そんな今週号を読んでいて、読みたくなった本はこれ。

 

 

 

 

 

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1970年体制 「縮み志向」が日本経済を停滞させた

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