WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

万年筆インク紙

著者:片岡義男
発行元:晶文社

 

個人の感想

 

デジタル全盛の時代にあって、手書きで文字を書くなんてことは、役所で何かを請求するときくらいしかなくなったわけですが、少し前で、「手書きで物を書く」ことは、ごくごく当たり前のことであった。

 

それは一般の人でもそうであったし、著者のような作家でっても同じであった。
ただ、作家と一般人が違うのは、作家は文字を書くのが仕事であるということだ。
それも、苦行のような仕事なわけだ。

 

何しろ、一日中、文字を書き続けているのだから。

 

アイディアを書き留める時、原稿を仕上げる時。
それぞれにピタリとハマる道具がある。

 

万年筆と万年筆のインクとノート。

 

このこだわりに溢れた組み合わせが「うらやましい」と思えてくる1冊。

モンブランや、パーカー、ペリカンに、ラミー。
ワタシがもっているのはラミーだけれど、殆ど使っていない。
パーカーの万年筆とインク瓶、欲しいよなぁ。

 

PARKER アーバン ロンドンキャブブラックCT 万年筆(F)

PARKER アーバン ロンドンキャブブラックCT 万年筆(F)

 

 

 

パーカー パーカー ボトルインク ブルーブラック S1 162 120

パーカー パーカー ボトルインク ブルーブラック S1 162 120

 

 

 そういうことがすぅっと思えてくる素敵な本ですな。

万年筆インク紙

万年筆インク紙

 

 

タイトル:万年筆インク紙
著者:片岡義男
発行元:晶文社
おすすめ度:☆☆☆(良いですな)