WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

ナショナルジオグラフィック 2019.6

発行元:日経ナショナルジオグラフィック

 

まとめ

動物は動物である。という発想で動物を虐待する人の気がしれませんわ。動物はなるべく自然な状態で生活させてあげるのが一番かと。でも、わたし、動物園好きだけどね。動物にストレスをかけない動物園が一番好きですな。

 

この本を読んだ目的

月に一度は地球の自然について考えないとだめですな。

 

目次

FUTURES
特別レポート動物たちの悲鳴
私たちが知らない動物たちの苦しみ
センザンコウ密売の実態
勇気ある女性レンジャー
生命を育む“海藻の海”
燃える森に降り立つ
PROOF
水が巡る惑星、地球
EXPLORER
洞窟までの過酷な道のり
映画の音をつくる
死んだふりをするトンボ
惑星誕生の現場
THROUGH THE LENS
幸せをくれたゾウガメの王国

 

感想

クジラを食べる文化もあれば、犬を食べる文化もある。それが、もし、本当に文化として根付いているのであれば、食べすぎて絶滅させるようなこともなければ、無駄に粗末にすることもない。

 

だけどね、そうじゃないと、絶滅するまでおいこんでしまったり、無駄に粗末にしてしまうわけだ。

 

労働力を提供する象や、馬、牛であれば、ここまで虐げられることはないのだろう。芸を仕込み、写真を撮られることで金を稼ぐ。

 

そこには動物への優しさはない。

 

インスタバエの一瞬のために動物を虐待してしまっているわけだ。

 

たぶん、今月号のナショナルジオグラフィックを見た人は、インスタバエのためだけに、動物の写真を取るようなことはしなくなるだろう。

 

知識と経済力が、きっとそうさせる。

知識と経済力を得るために生活水準をあげるのが重要なんだろーな。

 

 

 

【デジタル+オフライン】BtoB企業のためのマーケティングコンテンツ制作ガイド

著者:宮崎晃
発行元:金風車

 

まとめ

BtoBマーケティングの本というと、なぜだか知らないですが、ツールの話と、抽象的な話ばかりになるのですが、この本は違います。地に足ついたマーケティングのお話です。ここには歯の浮くようなツールに対する称賛もなければ、夢物語もありません。すげー地味で具体的な話ばかり。たから、説得力がますのよね。

 

この本を読んだ目的

BtoBとマーケティングと言う言葉が出てきたら、そりゃ、読まなければだめでしょう。

 

目次

Chapter1 マーケティング:日本のBtoB企業に必要な「売り方改革」とは?
Chapter2 BtoBセールスツール&コンテンツ:効果的な整備方法とアウトソース術 制作会社に発注する際の基礎知識
Chapter3 BtoBマーケティング実践
Chapter4 これからのBtoB企業マーケティング

 

感想

BtoB企業のためのマーケティングなんて、タイトルに入っていたら、そりゃ、読みすよ。さらに、コンテンツ制作ガイドですよ。

 

この著者は、ちゃんとBtoB企業のマーケティングをやったことある人ですね。BtoB企業のマーケティングで何よりも重要なんだけれど、なぜか、みんな忘れてしまっているのが「コンテンツ」なんですよね。

 

いままで数多出版されているBtoBマーケティングの本って、ツールの話だったり、ツールの夢物語だったり、アメリカの事例だったり、そんなのばっかりだったのよね。

 

でもね、そんなポジショントークな話を真似して、成功するわけではない。

 

しかし、この本に書かれていることを真似すると、少なくとも、失敗する確率はヒジョーに下がるとおもうのですよ。

 

そんな本書が「使えるな。現場を知ってるな。」と判断できるのは、かきの2箇所だ。

これからは積極的、能動的に「営業情報=コンテンツ」をきちんと発信していかなければ、新たな見込み顧客から「自分が何者なのか、何が得意でどのような価値を定期的する企業であるのかをきちんと自己紹介しない“よくわからない会社”」と見なされ、気づかない間に「予選落ち」してしまうのです。

 

この本でご説明する「マーケティング」とは、「営業プロセスを可視化して商品が継続的に売れ続ける仕組み」のことを指します。

だ。

 

マーケティングとは、展示会に出展することでもなければ、ツールを導入することでもないんだよ。

 

商品やサービスが売れる仕組みを作ることなんだよ。そして、その仕組みを作るには営業プロセスの可視化が重要なのだよ。

 

そして、プロセスを可視化したら、そこに乗っかるコンテンツを作ることなんだよ。コンテンツがなければ、プロセスの途中で見込み顧客とコミニュケーションを取ることができないではないか!と。

 

まさに、おっしゃるとおりだ。

 

そして、本書では具体的なコンテンツのつくり方まで掲載されている。

 

私がセミナーで伝えることと似ているようなことが、「ここまでか!」というレベルで書かれている。
なんでそこまで書けちゃうか?教えるのか?というと「教えても真似できない」ということをわかってるんだろーな。

 

また、TheModelで注目を集めているインサイドセールスの説明も、地に足ついていて、いいですな。

 

インサイドセールス3つのタイプ

企業や商材により異なりますが、BtoB企業におけるインサイドセールスの役割は見込み顧客育成(リードナーチャリング)、見込み顧客の絞り込み(リードクオリフィケーション)、マーケティング部門と営業部門の橋渡し役(マーケティング・プロセスの効率化)となります。

 

そーかんだよな。The Modelの内容は正しいけど、あれはインサイドセールスの活用事例のひとパターンでしかないんだよな。

 

 

[デジタル+オフライン] BtoB企業のためのマーケティングコンテンツ制作ガイド

[デジタル+オフライン] BtoB企業のためのマーケティングコンテンツ制作ガイド

 

 

CG 2019.12

発行元:カーグラフィック

 

まとめ

フェラーリのV8エンジンが、今やなん馬力だ?最後のフェラーリ謹製の純ガソリンV8エンジンと言われているF8トリブートの3.9リッターの最高出力は720馬力w。エンツォ御大が手掛けた最後のモデルと言われているF40のV8ターボは478馬力。テスタロッサのV12エンジンですら380馬力。なんなんだ?このインフレは。ドラゴンボールか?そりゃ、もう、スペックを語るは、性能を語る時代は終わったわな。

 

この本を読んだ目的

なんだかんだ言ったって、日本の自動車業界を広く知るにはこの本なんだよなぁ。

 

目次

FOUR AT THE CORNERS
ROAD IMPRESSION
フェラーリF8トリブート
ポルシェ・タイカ
SPECIAL1
ジャガー・スタイル――Jaguar, the British Modern
FペイスSVR/FタイプSVR/ゲイドン新デザイン・センター開所/Iペイス
Fタイプ・ラリー同乗試乗/ソリハル工場見学
SPECIAL2
アバルトが愛される理由~サソリの誕生70周年を祝う
70周年記念イベント/695 70周年記念車/アバルトがミスター・スコルピオーネになるまで
ヘリティッジハブ所蔵車を味見する~595エッセエッセ、2400クーペ
GGのおもちゃ箱
ROAD IMPRESSION
BMW M8コンペティション& 840iグランクーペ
シボレー・コルベット
ポルシェ911カレラ4S
プジョー208
ベントレー・フライングスパー
アストン・マーティン・ヴァンテージAMR
メルセデスAMG A35
メルセデス・ベンツEQC
メルセデス・ベンツE300de
ボルボV40
トヨタ・カローラ/ツーリング
マツダ2/マツダ6
ニッサンスカイライン
東京モーターショー・プレビュー
定期購読のご案内
駄車・名車・古車 デザイナー的見解
矢貫 隆のニッポンジドウシャ奇譚
グッドウッド・リバイバル・ミーティング2019
CITROËN CENTENARY GATHERING
LONG & SHORT TERM TEST
BMW 330i/アルピーヌA110/ニッサン・リーフ/BMW 2002
FROM OUR MOTORING DIARY
新刊案内
CG CLUBのご案内
THEN AND NOW
タイヤの真実
WARNING LAMP
THE GARAGE PRESS
THIS MONTH'S TOPIC/CLUB NEWS/BOOK REVIEW/CGTV
インドアカークラブ/吉田 匠的ヒストリックカー考/高島鎮雄 機械式のススメ
CLIP BOARD/webCG/PRESENT
CG MOTORSPORT FORUM
マンスリートピック:進化を続ける佐藤琢磨
もうひとつの視点
CG ROBOT RACING
レッドブル・レーシング・インタビュー
F1リポート:ベルギー+イタリアGP
WRCリポート:ドイツ・ラリー
ラリー千夜一夜

 

感想

今月号の見どころは「フェラーリF8トリブート」と「ポルシェ・タイカ」なんだけれど、どーなんだろう?伝説的なスーパースポーツよりも馬力のあるフェラーリとポルシェ。フェラーリは最後のフェラーリ謹製ガソリンV8エンジンと言われ、ポルシェは純ポルシェ製EVと言われている。720馬力のフェラーリと625馬力のポルシェ。ポルシェは交流同期電動機×2だ。もうさぁ、ガソリンエンジンで、トラクションコントロールがなかった時代の評価軸で、自動車を評価するのやめたらいいんじゃなかろうか?

 


字幕付き 試乗 ポルシェ・タイカン・ターボS AUTOCAR JAPAN

 

 

 

それに引き換え「ジャガー・スタイル――Jaguar, the British Modern」の特集は良かったなぁ。ハイパワーなガソリンスポーツカーと、電気自動車の組み合わせなんだけれど、好感が持てる。きっと、ジャガーはクルマの向こうに、ジャガーのあるライフスタイルが見えるからなんじゃなかろうか? それにかっこいいしな。ジャガーのデザインはかっこいい。どっちかというと、ほしい。Fスペースも、Fタイプも、Iスペースも、かっこいい。そして、Fタイプラリーが超かっこいい!

 

あと「アバルトが愛される理由~サソリの誕生70周年を祝う」も、いいね。こうやって、クルマの歴史と、クルマの向こうにある文化を伝える記事を作るとCGは、面白いね。

 

そんな今月号を読んでいたら、読みたくなった本はこれ。

 

トヨタ ランドクルーザー70系―その開発と改良の足跡

トヨタ ランドクルーザー70系―その開発と改良の足跡

 

 

 

自動車工学の基礎理論―エンジン・シャシー・走行性能

自動車工学の基礎理論―エンジン・シャシー・走行性能

 

 

 

自動運転の技術開発―その歴史と実用化への方向性

自動運転の技術開発―その歴史と実用化への方向性

 

 

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン


著者:円山夢久
発行元:雷鳥社

 


まとめ

人間、誰しも一つの物語を作ることができる。それは、人生だ。なんて、言われてますが、物語をつくるのって、難しいんだよな。へんなドラマや、映画、都市伝説のおかげで、原稿用紙や、パソコンの前でうーうー唸ると物語ができると思われてるからな。そんなことはない。わたしだって、この本にそって物語を紡ぎ出せばハリー・ポッターが書けるんじゃないかと思うのよね。

 

この本を読んだ目的

子どもたちに物語を作ってあげたいんだよね。人生は、楽しいよ。みんな、仲良くしようよって。

 

目次

あなたの今の状態を知る
Lesson1 物語のおおまかな輪郭を作る
Lesson2 物語全体の流れを作る
Lesson3 キャラクターの考え方
Lesson4 主人公を作る
Lesson5 敵対者を作る
Lesson6  援助者を作る
Lesson7 ディテールと演出

 

感想

脚本家や、小説家を目指している人たちは、どうやって文書を書き上げる、いや
物語を生み出す能力を身に着けたんだろうか?ただ、ひたすら本を読んで、ただ、ひたすら書き続けたのだろうか?

 

なんて、思っていたのですが、そんなことはなかった。もっと、若い頃、できれば大学に入学する前までに、この本に出会えていたら。そうであったら、人生は大きく変わっていただろーな、とおもってしまうわけですよ。

 

本書は物語の生み出し方を、その順番にそって教えてくれる本。

 

ああ、そーだよな。プロットから、物語を作り出さないとな。

 

いろんなことを思い出してきた。

 

でも、あの頃の私は中途半端だったな。

 

そして、マズローの要求階段の話が良かったな。生理的欲求、安全欲求、所属と愛の欲求、承認欲求、そして自己実現とてやつ。

で、

ここでは、ピラミッドの頂点に近いほど人間的で複雑な欲求、底辺に近いほど動物的で単純な欲求、と覚えておくといいでしょう。

 

ですって。

 

そして、単純な欲求には説得力があるんですと。

 

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン

 

 

BE-PAL 2019.7

発行元:小学館

 

まとめ

自動車雑誌が売れなくなってきた理由がわかった。人が自動車に求めているのはライフスタイルなんだよな。「このクルマを買うと、日々の生活が楽しくなる!」という思いを買っているんだよ。だから、そういう車が売れる。楽しくなるのは、BE-PALのようなアウトドアの話かもしれないし、サーキットでのスポーツ走行かもしれないし、車高短を追い求めたカスタマイズかもしれない。とりあえず、スペックだけを追い求めて、箱根でインプレッションするという時代ではないんだということが、わかった。BE-PALを読んで、そこに気がついたw

 

この本を読んだ目的

「遊べるSUV大図鑑」という特集にやられました。SUVと書いてクルマと読ませているところも良いですな。

 

感想

遊べるSUV大図鑑」という特集にやられました。その特集が読みたくて、BE-PALを手に取ってしまいました。ラングラー、チェロキー、ランクルパジェロ、ハイラックス、バナゴン、モビリオジムニー、カングー、プロボックス。クルマはなんでもいいんだよね。どんなクルマでも、趣味の相棒になる。そして、趣味の相棒となったクルマは、人生に楽しさを運んでくれる。

 

そうなんだよ!これがモノ消費から、コト消費なんだよ!

 

車を買うことで満足する人も、そりゃ、いるでしょう。でも、車を買うことで満足できない人もたくさんいる。クルマを買うことが、趣味を豊かにさせる第一歩の人がいる。そして、そんな楽しそうな人を見ていると「俺も、エクスプローラーを買って、乗り倒したいな。千葉の里山と東京を往復するような生活したいな。。。」と思えてきちゃうんだよな。

 

それが、車の魅力なんだろうな。

 

いや、クルマだけでない。

 

アウトドアギア全般の魅力なんだろうな。

 

楽しい人生のきっかけに。素敵な趣味の世界の入り口に!

 

だからこそ、わたしはBE-PALを読んでしまうのだろうな。キャンプにはそれほど、興味が無いんだけれどwアウトドアは好きだからなぁ。

 

 

BE-PAL (ビーパル) 2019年 7月号 [雑誌]

BE-PAL (ビーパル) 2019年 7月号 [雑誌]