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「物語」のつくり方入門 7つのレッスン


著者:円山夢久
発行元:雷鳥社

 


まとめ

人間、誰しも一つの物語を作ることができる。それは、人生だ。なんて、言われてますが、物語をつくるのって、難しいんだよな。へんなドラマや、映画、都市伝説のおかげで、原稿用紙や、パソコンの前でうーうー唸ると物語ができると思われてるからな。そんなことはない。わたしだって、この本にそって物語を紡ぎ出せばハリー・ポッターが書けるんじゃないかと思うのよね。

 

この本を読んだ目的

子どもたちに物語を作ってあげたいんだよね。人生は、楽しいよ。みんな、仲良くしようよって。

 

目次

あなたの今の状態を知る
Lesson1 物語のおおまかな輪郭を作る
Lesson2 物語全体の流れを作る
Lesson3 キャラクターの考え方
Lesson4 主人公を作る
Lesson5 敵対者を作る
Lesson6  援助者を作る
Lesson7 ディテールと演出

 

感想

脚本家や、小説家を目指している人たちは、どうやって文書を書き上げる、いや
物語を生み出す能力を身に着けたんだろうか?ただ、ひたすら本を読んで、ただ、ひたすら書き続けたのだろうか?

 

なんて、思っていたのですが、そんなことはなかった。もっと、若い頃、できれば大学に入学する前までに、この本に出会えていたら。そうであったら、人生は大きく変わっていただろーな、とおもってしまうわけですよ。

 

本書は物語の生み出し方を、その順番にそって教えてくれる本。

 

ああ、そーだよな。プロットから、物語を作り出さないとな。

 

いろんなことを思い出してきた。

 

でも、あの頃の私は中途半端だったな。

 

そして、マズローの要求階段の話が良かったな。生理的欲求、安全欲求、所属と愛の欲求、承認欲求、そして自己実現とてやつ。

で、

ここでは、ピラミッドの頂点に近いほど人間的で複雑な欲求、底辺に近いほど動物的で単純な欲求、と覚えておくといいでしょう。

 

ですって。

 

そして、単純な欲求には説得力があるんですと。

 

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン