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冒険の書 AI時代のアンラーニング

 

著者:孫泰蔵
発行元:日経BP

 

冒険の書 AI時代のアンラーニングまとめ

技術の進歩、テクノロジーの進歩が早すぎて、従来型の業務では仕事が追いつかなくなった現在。従来型が通じないのは何も仕事だけでなく、学ぶこと自体もですよね、と孫泰蔵さんが語りかけてくれる1冊。いや、人類の英知、様々な古典のなかから「AI時代」にあっても使える真理を孫泰蔵さんの言葉を通じて教えてくれる凄い本。なんだろう。古いのに新しい。いや、いままで「常識」と思われていたことって、ここ数十年の話しなんだよね。だから、今まで常識だと思われていたことって、実は真理から最も遠いところにあったんだよね。ソンなことが思えてくる1冊。深いな。深すぎる。最先端の技術が普通に使われる、SFがリアルになったような時代だからこそ、真理が必要になるんだよな通し得てくれる1冊。名著。

 

冒険の書 AI時代のアンラーニングを読んだ理由

人から進められたので

 

冒険の書 AI時代のアンラーニングで仕事に活かせるポイント

学びというのは本来とても楽しいモノなのです。疑問を解決する旅というのはとても楽しいモノなのです。そんな疑問を解くたびに出かけるときに、携えていきたいのが冒険の書なのです。

 

冒険の書 AI時代のアンラーニングの目次

第1章 解き放とう 学校ってなんだ?
第2章 秘密を解き明かそう なんで学校に行くんだっけ?
第3章 考えを口に出そう なぜ大人は勉強しろっていうの?
第4章 探求しよう 好きなことだけしてはなぜいけないの?
第5章 学びほぐそう じゃあ、これからどうすればいいの?


冒険の書 AI時代のアンラーニングの感想

イヴァン・リッチ、エミール、ミシェル・フーコージョン・ロック、トマス・ホップ・・・大学の授業で目にするような学者の名前がずらっと並ぶ本書。もちろん、これらは全部参考図書。経済学、心理学、哲学、社会学・・・過去、数多くの偉大なる学者が導いた真理。その真理を孫泰蔵さんが孫泰蔵さんの言葉で教えてくれるのが本書。サブタイトルは「AI時代のアンラーニング」。すごいな。AI時代に学び直しましょうと言うことで、古典的名著がずらっと並ぶ。そんな古典的名著の中のエッセンスが、ずらっと並ぶ。

新しいことなのか?古いことなのか?

読み始めた最初の頃は、脳みそがバグってきます。

AI時代の~っていってるのだから、NFTとかGPT4の話が出てくるのでしょ。

と思いきや、全く出てこない。

その代わり出てくるのは、人類の真理的な話しばかり。

なんだろうな、かび臭いな。

なんて最初は思ってしまう。

でも、そのうち、「人類の真理」というのは変わらないモノなのだと言うことに気づき始める。進化するモノと進化しないモノがあるのだよ。AIなど進化するモノばかりに目が行ってしまうけれど、そうじゃないんだよ。

進化することだけに目を向けていた、今までの考え方をリセットして、学びなそう。

そう、孫泰蔵さんから語りかけられた気がしてきた。

なので、この手の本なのに、読んでいて泣いてしまった。

もう一度時間をおいて読み直そう。

 

 

タイトル:冒険の書 AI時代のアンラーニング
著者:孫泰蔵
発行元:日経BP