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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

AI分析でわかったトップ5%社員の習慣

著者:越川慎司
発行元:ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

まとめ

やはり、40半ばを過ぎたって、もっともっと上に向かって進んでいきたいってことだね。そして重要なのは、シンプルに考えるってことだ。もくてきにさいたんきょりでとうたつするにはどうすればいいのか?を考える。そこをちゃんと考えれば、時間をかけて、丁寧に進むって話じゃないことがわかるんだよな。いや、丁寧に進むのは重要だけれど、その進み方だと、振り返ることができないよねって。そういうことを考えさせてくれる本ですね。

この本を読んだ理由

そりゃ、トップ5%の社員になりたいモノ

仕事に活かせるポイント

第2章”トップ「5%社員」のシンプルな思考と行動”ですね。シンプルだけれど、ちゃんと立ち止まる。シンプルが故に、いろいろ試しながら進むと言うことですね。「え?素早くゴールにたどり着くなら、止まってはダメじゃん」とか「いろいろ試してはダメじゃん」と思ったら、ダメなんだよな。

目次

序章 AIで1万8,000人分析してわかった、ずば抜けた結果を出す人の五原則
第1章 良かれと思ってやってしまう「95%社員」の行動
第2章 トップ「5%社員」のシンプルな思考と行動
第3章 トップ「5%社員」の強いチームを作る発言
第4章 トップ「5%社員」のすぐやる習慣
第5章 今日からできるトップ「5%社員」のルーティー

感想

著者はクロスリバーの代表。本書は、同社が行ってきた働き方改革の支援の産物。クライアント企業25社の協力を得て、上位5%の社員と、そうでない95%の一般社員の働き方を分析したモノ。すごいね。ちなみに、5%は約9,000人、95%は約18,000人という。

会社によって評価基準が違うじゃないか!というような意見に対しては、「はじめに」でしっかりと反論しております。個人的には「これだけサンプルが集まれば、評価基準の違いなんて誤差の範囲になるだろう」と思ってしまうわけですね。

で、5%の社員の秘密が事細かに説明されているのですが、個人的に刺さったのは5%の話よりも、95%の話。5%のできる人を「真似できるかなぁ」と眺めるよりも、95%の一般社員の行動を見て「ここに、ハマっていてはダメなんだ!」と思う方が、自分には合っているんだよね。

そんな95%の話に第1章、まるまる1つをさいている。

ほんとうに、そうなんだよね。

みんな「良かれと思って」やってしまうのだよね。

そうやってハマる、報われない達成感が、ゴールを遠のけ、生産性を悪化させるんだよね。

 

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

 

 

タイトル:AI分析でわかったトップ5%社員の習慣
著者:越川慎司
発行元:ディスカヴァー・トゥエンティワン