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講談師・浪曲師になるには

著者:小泉博明・稲田和宏・宝井琴鶴
発行元:ぺりかん社

 

まとめ

この本に高校時代に出会っていたら、落語家になっていたかも。講談師ではなくw しかし、落語家になるのは才能が必要なんだなぁ。となると、努力でなんとかなりそうな、講談師かな?

 

この本を読んだ理由

神田松之丞改め神田伯山が登場しているので、読んでみました。

 

仕事に活かせるポイント

はやっているからと言うので飛びついちゃだめなんだな。いろいろ吟味して「この人」と決めて弟子入りしないとだめなんだな。

 

目次

1章 ドキュメント伝統を現代の中で生かす
2章 講談師の世界
3章 浪曲師の世界
4章 なるにはコース

 

感想

一人で講談界を盛り上げている神田松之丞さん。今度、真打ちに昇進して、神田伯山を襲名するのだという。いやいや。すごい人ですよね。テレビで、ラジオで大人気の神田松之丞さんが登場しているので、ついつい手に取ってしまいました。

 

 

しかし、そんな軽い気持ちで手に取ったのですが、中身は思っていた以上に濃かったです。

 


神田松之丞 問わず語りの松之丞 ついに来た!「情熱大陸」密着。しかし… 2019.08.16

いや、よかった。

 

流行っているからって、飛びついちゃだめなんだな。弟子入りするのも、いろいろな師匠の芸を確認して「この人」って決めないとだめなんだな。そして、すべての講談師の講談を聞いて、弟子入りする師匠を決めた松之丞さんはすごいなぁ。

 

あと、浪曲の世界。

浪曲と言えば三波春夫さんだよな。

 


三波春夫 村田英雄共演~浪曲忠臣蔵「義士の本懐」~

 

21世紀にもなって20年がたとうとしている今、講談も、浪曲も古典芸能になってしまっていますが、昭和の時代では、まだまだ現役の芸能だったんだよなぁ。

 

そして、中学時代や、高校時代に、こういう本に出会っていたら、落語家になっていただろうなぁ。

 

講談師・浪曲師になるには (なるにはBOOKS 別巻)

講談師・浪曲師になるには (なるにはBOOKS 別巻)