WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

FACTA 2019.6

発行元:ファクタ

 

感想

今月号で面白かった記事。

 

LIXIL潮田が腹話術院生」
LIXILの潮田さんの記者会見、コンサル会社のアイ・アールジャパンが仕切ってたというか、筋書き書いてはいたんだ。広報コンサルが。それを無視して暴走。いやーすごいなぁ。社内向けに発信されたメールも、外に漏れるしな。楽しくなってきましたね。

 

「西武信金の病根落合理事の黒い体質」
西武信金、支店長は業績次第で年収四千万とか五千万も貰えるのだと。その一方、ヒラの職員は徹底的な監視を受けて、些細なことでも処罰を受けるのだと。そして、そのたびに十万円単位でボーナスがカットされるのだとな。えくいな。ホントなのかしら?ほんとだとすると、やばいね。こういうこと、パートナーにもやってくるしな。

 

「開発優先マツダ病は重篤
マツダは拡大しようとすると失敗して、会社が潰れそうになるんだよね。スカイアクティブで成功してるのに、更にその上を目指すと。スカイアクティブXだと。直列六気筒エンジンとFRモデルを開発するんだと。トヨタでさえ、スープラの自社独自開発は諦めたのに。世の中、CASEだ、MaaSだ言っているのに、マツダは逆行していると。コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化。うん、マツダは、この手のやってないね。

 

「検察茨の道オマーン・ルート」
会社法による特別背任罪が成立するためには、会社の取締役が①自己または第三者の利益をはかる目的で、②任務に背く行為をし、③会社の財産上の損害を与えたという三つの要件がすべて揃っている必要がある(会社法960条)んだと。それを立証することは厳しそうね。そして、販促費が妥当な額なら使用用途は自由なの、まぁ、この件はやはり、ルノーとの統合を嫌がった日産側のクーデターだったんだね。そして、ゴーンを追いやったら、ルノーが本気出してきたので、統合以外の選択肢がなくなったと。

 

で、そんな今月号を読んでいて、読みたくなった本。

 

 

 

知ってはいけない薬のカラクリ (小学館新書)

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