発売元:ダイヤモンド社
目次
「新小売」最高の顧客体験
PART1 アリババ「新小売」の最先端
PART2 アリババを猛追するダークホース・京東
PART3 アリババと京東を徹底比較
PART4 「新小売」との向き合い方”無人ブーム”に学ぶ
イオン、目が地域SM化の衝撃
ファミマとドンキ・ユニー、提携深化の向かう先
感想
小売やECにどっぷり浸かるようなことになってきましたので、この雑誌を手に取りましたよ。なんだかんだいって、日本の小売業に必要な情報がぎっしり詰まっておりまして、素敵ですな。そして、日本以外の話もいろいろと教えてくれるのが良いですな。
で、下記、気になったこと。
アマゾンUK、イギリスにアマゾンGO出店計画ですって。イギリスのスーパーといえばTescoにセインズベリー(Sainsbury's)、コープ(THE coop)ですが、それらの店舗とガチで戦うアマゾンGoが登場すると。Tescoも、セインズベリーも、コープも、アプリ決済を行っているので、これで一気にキャッシュレス化が進むとのこと。
Walmartで床掃除ロボットを他店舗で導入。アメリカのスーパーで清潔さを保つには、そりゃ、大変ですけれど、そこに目をつけたのが掃除用ロボットだと。移民の皆さまが請け負っていたけれど、それじゃできなくなったということもあるのでしょうな。
マークス&スペンサーが独自の決済サービスの「モバイル・ペイ・ゴー」を導入するのだと。予めダウンロードした携帯アプリで、購入したい商品を売り場でスキャンする仕組みなんだとな。決済はアップルペイ、もしくは同社のオンラインショップ「M&S.com」に登録したクレジットカードで行われ、レジに並ぶ必要がないんだとな。
ターゲットではPBの子供服(価格は40ドルで6~7アイテム)、Amazonでは子供向け書籍(価格は一箱22.99ドルで、それぞれの年齢に合わせて)で、サブスクリプションモデルが登場したのだと(連載アメリカントレンド)
中国ではアリババと京東(ジン・ドン:JD.com)がリアルでのサービス提供を共に行っていて、デジタル技術を駆使した無人店舗の展開っていうのが一般的な話になっているのね。それどころか、ビッグデータ解析により、一人ひとりに合わせた製造を行う「ニュー・マニュファクチュア」というの考え方が一般的になってきていると。いや、まだまだかもしれないけれど、ジャック・マーの夢ハッ現実化しつつあるのね。大量製造・大量消費の時代は終わりなのね。
そして、ブロックチェーンで生鮮食料品の品質管理を行っていると。食の不安の払拭を行っているのな。
あとはアリペイね。アリペイ、ダウンロードして使いたいけれど、中国語がわからない。
で、「7FRESH」。生鮮のノウハウと最新技術を集結し、「ボーダレスリテール」を体現する新型SMね。
7Fresh: JD's High-Tech Supermarket
「無人超市」は脱RFIDを実現したローコストモデルの無人CVS。
「探索知識」全自動無人便利商店!空無一人也能買單 |微信支付Wechat |上海 Auchan 歐尚無人超市 「台灣人行大陸」「Men's Game玩物誌」
で、中国では「無人ブーム」がすごいことになっておりまして、そんな無人ブームを支えるフォーマットとしては①ウォークスルー決済型②無人コンテナ型③セルフスマホ会計型④自動販売機拡張型に分けられるのだと。
ダイヤモンド・チェーンストア 2018年11月1日号 特集●「新小売」最高の顧客体験
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・リテイルメディア
- 発売日: 2018/11/01
- メディア: 雑誌
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