WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2021.04.05

発行元:日経BP

 

まとめ

アリババも、Baiduも、テンセントも、日本のIT企業が束になって立ち向かっても勝てないほどの技術力を持ってるんだよね。そこは認めよう。中国政府と、中国共産とわけて考えよう。すごいのは、間違いないんだ。ただ、どれだけ技術力があっても、どれだけユーザーから指示されていても、中国政府ににらまれたら終わりってことだよな。

この本を読んだ理由

週に一度の頭の整理

仕事に活かせるポイント

あまり今まで気にしなかったのですが、これからはカントリーリスクというのを気にしないとダメってことですね。ただ、カントリーリスクを気にしなくなったのって、ここ20年の話ですよね。冷戦終結後のお話。

感想

特集は「アリババの実像 成長と統制の狭間で」ですね。ジャックマーの表紙がイイですよね。偉人の伝記をリアルタイムで目にしている感じですよね。ジャック・マー、エンジニアでも無ければ、ギークでも無いというのが好感持てますよね。インターネットの未来を感じ取った英語教師が、世界最大級のインターネットビジネスを作りあげるという。そして、中国政府というラスボスと戦うというお話。これだけで映画になりそうですよね。と、そんな話はさておき、そろろそろ日本人と日本政府は、IT技術だけで無くありとあらゆる面で日本は中国に負けてしまっていることを認識した方がいい。そういう正しい現状認識を行うことで、ただしい戦略を立てることができるのだから。上から目線で中国について語ることは、もう、やめよう。

 

その他今週号で面白かった記事はこれ。

 

「国民不在の原発復権論」
いやいやいや~だったら、2050年に温暖効果ガス排出ゼロとか、止めろよw 日本中の山をはげ山にして、太陽光発電をOKにすると大声で言えよ。そして、電気料金を安くしたいのであれば、はげ山に設置された太陽光パネルが大雨で流されて破壊されても、そのまま放置されることを受け入れろよw そして、製造業がすべて海外に出て行って、日本には失業者があふれかえることを受け入れろと。もう、耳障りのいい話だけを語り合うのを辞めようよ。

 

トヨタいすゞ資本提携 試練の脱炭素へデータ連合」
前の記事とは真逆の記事w 同じ雑誌に載っている、それも同じ号、それも次のページに載っている記事だとは思えない。豊田章男社長の方がリアリティあるよ。耳障りのいい話ばかりを語らないのが好感持てるよ。この流れに乗らないとトヨタ自動車が潰れることがわかってるんだよな。その危機感だよ。70年代の排ガス規制と同じだよな。怒ったり、反対したりしながら、受け入れて、技術革新をして、前に進まないといけないんだよ!

 

「完全オンライン化元年の新卒採用 勝ち組奪い合いと超長期化へ」
まぁ、そうなりますよね。仕事だって、下手したら完全オンライン化なんだよね。そこでどうなるのか?効率よく仕事をこなせる人はいくらでもお金を稼げるようになるんだよね。効率よく仕事をこなせる人って言うのは、地頭がいい人。リアルオンリーの世界であれば陽キャで、コミュニケーション強者が大人をだますことができたけれど、そんなことができなくなった。時代だよなぁ。

 

「ライブ消滅だけじゃない 音楽市場の地殻変動 ”DIYアーティスト”がレコード会社を脅かす」
ライブという強みが使えなくなっても、新たな手段で自分の音楽を届けようとしているミュージシャンがいるという。この熱意にただただ頭が下がる。

 

そんな今週号で読みたくなった本はこれ

 

決断=実行

決断=実行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル:日経ビジネス 2021.04.05
発行元:日経BP