目次
第1章 成長を続けるためには
第2章 コミュニケーション力を高めるには
第3章 折れない心を作るには
第4章 アイデアを実現するには
第5章 本物のリーダーになるには
感想
サイバーエージェント社社長のシゴト論。
派手な企業イメージに騙されがちですが、成果主義と日本的企業の長所をまぜこぜにしたハイブリッド企業であるということがよくわかります。
まぁ、藤田さんがインテリジェンス出身だからね。
で、本書の中にあったフレーズで刺さったのが
20ページ
そもそも運にはきちんとした正体があります。運と思われている事柄の大半は、運ではありません。運が良いと思われている人の多くは、泥臭い努力を積み重ねて周りから、運がよいと思われる状況を築いています。成功の裏には努力の積み重ねが必ず存在します。ですから、「運の良し悪し=努力の結果」と言えるわけです。
これには大賛成ですな。
小さなことからコツコツと。
落合も、清原も、ノムさんも、天才は隠れてコツコツ努力していたわけですよ。
で、74ページ
もちろん、転職で着実にキャリアを築きあげている人もいます。そういう人たちは転職する際の視点が違います。新しい経験を積みたいからという自己本位の考えだけでなく、自分が積むべき経験が市場においてどれだけ望まれて価値があるかを正しく把握しています。
やっぱ、自分を正しくマーケティングできる、自分を正しく売り込むことができなきゃ、プロダクトや、サービスのマーケティングや、売り込みはできないってことよね。
で、200ページ
リーダーの仕事で一番大事なのは方向性を示し、そこへ人を導くこと。そう考えれば、リーダーの発言は課題や目標を並べ立てるのではなく、絞り込んだひとつの方向性を示さなくてはいけないことがわかるでしょう。
そのとおりだと思いますわ。