発行元:日経BP社
感想
大特集は「薬局解体 国民負担10兆円を取り戻す」ですな。
病院でなくて薬局という点がミソな。
儲かるっていう話で、今やコンビニ並みに増えている調剤薬局。
いくらなんでも増え過ぎで、これを支える仕組み自体が利権を生み出して、天下りの温床になってしまっていると。
だから、近所にかかりつけ医を見つけて、病気が悪化しないように早めに手を打つことと、病気にならないように努力することだね。
ということを高血圧の薬飲んでいるワタシが言うのも説得力がないな。
で、今週号で他に面白かった記事。
セブン、強まるメーカー動員力
そりゃ、あーた。全国2万店舗だもの。
2万店舗もあるのに、まだ、出店していない都道府県があるということが恐ろしい。
この量になるとオムニチャネルじゃなくて、リアルの動員力だよな。
各店舗1商品でも2万商品。1箱だったら、2万箱。1ケースだったら2万ケース。
それだけ買い取ってくれれば、メーカも本気だすよな。
そして、そんなメーカーをコントロールする力もセブンにはある。
だから、セブンのPBがぶっちぎりで高品質なんだよな。
政熱経冷 蜜月演出も「通商」に火種
いやいやいや。昔から日米関係は、そうだろう。吉田茂の時代から、代わりはないかと。
日本の民主党政権時代は、政治も冷え切ってしまったがね。
そして、今回の交渉何がすごいって、今までは「アメリカの主張を飲む」もしくは「WTOに訴える(ゼロ回答)」という選択肢しかなかったのに、いまは違う。TPPって選択肢あるんだからね。これはでかいよ。
中小企業向け融資に新手法 赤字続きでもお金が借りられる
これ、すごいな。電子記録債権を使い、「過去の実績」ではなく、「発注した事実」を本にお金を借りる。
PO(Purchase Order)ファイナンスっていうのな。
過去の信用力ではなく、未来(ってか、今)の信用力でお金が借りられる。
提供しているのはTranzaxと城南信用金庫。
Tranzaxは3メガバンクグループと全国銀行協会のみが持っていた電子債権記録業の指定をベンチャーとしてはじめて受けたんだと。
だから成り立った素敵なサービス。
切り離される「非中核」事業 再成長の3つのポイント
いや~そうだよね。今まで、東芝だったから、富士通だったから、日立だったから、NECだったからと平和に生活していた人々が、事業ごと会社を切り離されてしまうわけで。そうしないと、会社は生き残れないわけで。政府もそれを後押ししているわけで。でも、東芝だったから、富士通だったから、日立だったから、NECだったからって理由で就職先を選んだ人は辛いよな、と。だから、もう、会社に頼るなよ、と。
世界経済はトランプ景気に沸く
トランプが朝鮮半島問題でノーベル平和賞をとって、トランプがシリア問題でロシアと手を握って、トランプが世界経済の下支えをしたら、リベラルの方々が戦争を起こしそうで怖いw 特に「平和のためなら戦争も辞さない」「自分たちの意見を通すためなら、相手側の意見は発言する他人事抹殺していい」と思っていそうな、日本のリベラル系の方々が怖い。
そんな今週号を読んでいたらこんな本を読みたくなりました。
OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法
- 作者: クリスティーナ・ウォドキー,及川卓也(解説),二木夢子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2018/03/15
- メディア: 単行本
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- 作者: リズ・ワイズマン,Liz Wiseman,グレッグ・マキューン,Greg McKeown,(序文)スティーブン・R・コヴィー,Stephen R. Covey,関美和
- 出版社/メーカー: 海と月社
- 発売日: 2015/04/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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