発行元:日経BP社
まとめ
「フィジカルインターネット」だなんて、新しい概念作るもんだな。とおもったら、そうでもないらしい。いや、考え方自体はあたらしいけど、日経ビジネスがつくったのではない。物流業界を変えるシェアリモデルなんだと。ジョージア効果大学の「サプライチェーンマネジメント&ロジスティクス研究所」の研究領域にあるのが、フィジカルインターネットなんだって。
この本を読んだ目的
毎週の情報収集と思考の整理ですね。
感想
今週号の特集は「物流革命 フィジカルインターネット」ですね。フィジカルインターネットといわれると筋トレを思い出してしまうのですが、そうではない。物流施設やトラックなどの物理的な機能を利用して、インターネット上で情報画動くのと同じように、効率的にモノを運ぶ物流を意味するのだと。
これだけ読むと「へえー」なのですが、そうではない。なにしろコッチはリアルな物体だ。そのリアルな物体は大きさもまちまちだし、重さもまちまち。分割だってしにくい。それをインターネットで情報が動くのとおなじようにするなんて、考えただけで末恐ろしし。まぁ、コンテナが誕生して物流が大変革したようなことが起きるんでしょうな。
ちなみに、旧来方の物流はハブ・アンド・スポークという。
で、そんな今週号で他に面白かった記事。
「携帯事業参入、延期を発表 楽天、巻き返しにさらなる壁も」
いやーもうだめだろう。インフラに必要なのは確実性なんだから。その確実性を捨てるような企業に、ケータイキャリアを作れるのか?銀行のように買収すればよかったのにね。買収先がないけど。
「テーマパーク建設計画が前進 USJ再建人が沖縄で再挑戦」
森岡さんが、USJで果たせなかった野望を独立して果たそうとしてるのだと。これは、注目だな。そして応援だな。
そんな今週号を読んでいて読みたくなった本。
プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術
- 作者: 田中研之輔
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