WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

Lightning 2019.10

発行元:エイ出版

 

まとめ

やっぱさ、スタイルのある生活って、カッコいいよね。スタイルとはこだわり、こだわりとは生き方だもんな。ビシッと筋の通った趣味に憧れます。

 

この本を読んだ目的

「モノにこだわる大人の外遊び。」という特集にやられました。

 

感想

なんだかんだ言って、この世界観が好きなんですよ。一本ビシッと筋の通った趣味の世界。いや、たぶん、いうほど快適ではないと思う。ビンテージなキャンプアイテム。かっこよさとは痩せ我慢なのかもしれないですな。

 

でも、好きなオールドカーに乗り、好きなアイテムに囲まれてキャンプをする世界はいいですな。ワゴニアとグランドワゴニアでキャンプに行くなんて素敵。

 

私も昔は躊躇なくオールドカーで長距離ドライブにでかけていましたけどね。そんな勢いがなくなってきたのかも。

 

ただ、ビビビッとくる服とブーツの掲載はなかったですね。もう、いろんなものを知って、いろんなアイテムを持って、満足しているからかもしれませんな。

 

そうなると、この手の趣味の雑誌は買わなくなってしまうのでしょうか?

 

で、そんな今月号を読んでいたら読みたくなった本。

 

ファイヤーキングハンドブック (Neko mook (788))

ファイヤーキングハンドブック (Neko mook (788))

 

 

 

TAMIYA ヴィンテージRCカー ミュージアム2

TAMIYA ヴィンテージRCカー ミュージアム2

 

 

 

TAMIYA ヴィンテージRCカー ミュージアム

TAMIYA ヴィンテージRCカー ミュージアム

 

 

本の雑誌 2015.7

発行元:本の雑誌社

 

まとめ

みんな本を買わなくなったんだよな!ということでなく、情報が他の手段で入るようになっただけなんだよな。でもさ、本屋さんは独特の世界があるからいいんだよな。喫茶店併設の本屋さんをやりたいな。

 

この本を読んだ目的

昔は定期購読していましたな。それがいつの間にか読まなくなってしまっていた「本の雑誌」。久しぶりに読んだけれど、面白かったな。

 

感想

その昔、定期購読までしていた「本の雑誌」。椎名誠さんが作り出した世界が好きなんだよな。

 

そんな「本の雑誌」を読まなくなったのはいつだろうか?でもね、久しぶりに読んだら面白かったですよ。本が好きで、本が好きでたまらない人向けの雑誌。すげーよな。これで成り立っているんだもの。まだまだ、日本には本好きな人が多いんだよな。

 

そんな今月号の特集は「これから本屋の話をしよう!」

 

あえての本屋。

 

日本各地のこだわり本屋を紹介する特集。

 

あぁ、喫茶店併設の本屋さんをやりたいな。

 

そして今月号を読んでいたら、この本を富みたくなりましたな。

 

オフ・ザ・マップ 世界から隔絶された場所

オフ・ザ・マップ 世界から隔絶された場所

 

 

テレ東のつくり方

著者:大久保直和
発行元:日本経済新聞社

 

まとめ

敵を知り己を知れば百戦殆うからず。それがまさに当てはまるのがテレ東ですね。3強1弱1番外地といわれたその番外地のテレ東でしたが、21世紀の今「他のテレビ局では作ることのできない面白い番組」を量産するテレビ局だものな。ないないづくしの現状を正しく認識し、その中でのベストを尽くすからなんだろーな、ということを再確認。


この本を読んだ目的

企画を考える。ということを仕事にしている身としては、好番組を連発させるテレ東の秘密が知りたいわけですよね。

 

目次

第1章 「番組を立ち上げる」ということ
第2章 逆境のテレ東・報道局
第3章 アイディアは、どこにでも転がる
第4章 あえて不得意に挑戦すると、いいことがある
第5章 なぜ番組はスランプになったのか
第6章 新番組CP、さぁどうする!?
第7章 池上彰さんの伝える力、村上龍さんの想像力
第8章「リンゴの裏側」をどう伝えるのか
エピローグ 逆境にこそ燃える、テレ東社員

 

感想

著者はテレビ東京報道局番組報道センター、チーフ・プロデューサー。「ガイアの夜明け」「未来世紀ジパング」「カンブリア宮殿」を生み出し、担当してきた人。
湾岸戦争の裏番組で「ムーミン」を放映したテレ東の、本来であれば湾岸戦争のニュースを流さなければならない立場でありながら、ムーミンを流さなければならなかった事実を知る男(ちなみに、イラク軍がクウェートに侵攻した時、著者はまだ学生でした)。

 

本来であれば、イラク軍の侵攻を生中継したかった、すべきだったのだけれど、そんな金も組織もなかったテレビ東京。だから、ムーミンをそのまま流したという。

なので、テレ東では「湾岸戦争よりもムーミン」という話はタブー視されているのだという。

 

金も組織もない、東京にあるテレビ局。

 

でも、作る番組は面白い。

 

「youは何しに日本へ 有名人」「ぽつんと一軒家」「路線バスの旅」「孤独のグルメ」「サ道」そして、選挙特番も面白い。

 

自分たちのポジションをよくしるというか、強み弱みをちゃんと把握し、世の中から「何を求められているのか?」をちゃんと把握しているのが素敵だよな。

 

大人の事情で作られた番組とか、キャスティングがないのがわかるもの。

 

テレ東のつくり方 日経プレミアシリーズ

テレ東のつくり方 日経プレミアシリーズ

 

 

日経ビジネス 2019.09.09

発行元:日経BP

 

まとめ

今のファーウェイを見ていると、80年代の東芝や、日立、三菱電機NECに向けられている視線と同じだったんじゃなかろうか?と思ってしまう。シャープや、ソニーではなくね。日本政府と一心同体に見られていたハイテク企業で、アメリカが得意としている分野からシェアを奪い続けていた会社だからね。そう考えると、なんだかなぁと思ってしまう。

 

この本を読んだ目的

もはや、習慣です。新聞を読まなくても、日経ビジネスを読んだほうが良い。

 

感想

今週号の特集は「米政府も恐れるファーウェイ最強経営の真実」。叩き上げの創業者。仁正非さんが一台で作り上げた巨大企業。自身の父親は文化大革命で吊し上げをくらい、そんな子供時代の状況が今の思想を作り上げているという。でも、元人民解放軍所属の共産党員だったりする。アリババの創業者、ジャック・マーとはあまりにも違う経歴。しかし、会社経営に関しては日米欧のいいところを取り入れていたりする。非上場企業なのに上場企業並みのアニュアルレポートを作成し、アップルを上回るR&D投資を行い、特許出願数はぶっちぎり。

 

まともな会社なのか、そ~じゃない会社なのか?が判断に迷う。

 

でも、思うことは今のファーウェイは、80年代の東芝や、日立、三菱電機NECに向けられている視線と同じだったんじゃなかろうか?と。


で、今週号で他に面白かった記事。

 

「韓国人観光客が激減日本離れは反日よりも財布が理由」
あぁ…反日は単なる理由であって、本来は不景気だからだという。100ウォン9円台後半だった為替が、気がついたら8円台に。どんどんどんどん不景気になってきて、日本旅行どころじゃないと。この不満を、いつまで反日でごまかすことができるのだろうか。日産も、AGAも、韓国撤退を決めたしね。戦犯企業で大騒ぎを始めたから、どんどんどんどん、日系工場が撤退すんだろうなぁ。。。。


「外国人投資規制強化の衝撃 外為法公示、ベンチャー投資に冷水」
外為法の改正告示で、外国人投資家の対内直接投資に関わる当局への事前届出の対象が拡大した。ほぼすべてのIT(情報技術)関連業種が規制対象となったのだと。今までは集積回路半導体モリーだけだったのに、ソフトウェア開発、情報処理サービスなど、すべてのIT関連が対象縫いなったのだと。これ大変ね。いちいち出資してもらうのに審査通す必要があるなんて。まぁ、原則30日と法律には書かれているけれど、実際5営業日くらいで終わるのが8割程度って話だからね。

 

ダ・ヴィンチ特許切れでチャンス到来 手術支援ロボット日本勢は巻き返せるか」
外科医の目や手として動く手術支援ロボット。世界市場を席巻しているのが、アメリカのインテュイティブ・サージカルの「ダヴィンチ」。ただ、この特許が切れるので、いろんなプレイヤーが一気に参入してくるのだという。そして、そこにはグーグルもいるのだという。

 

そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本。

 

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

 

 

 

アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した

アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した

  • 作者: ジェームズ・ブラッドワース,濱野大道
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2019/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素

著者:ラリー・ブルックス
発行元:フィルムアート社

 

まとめ

わたし、子供の頃の夢は小説家や、脚本家だったのですよね。文章を書くことでお金をもらう。で、今も似たような仕事についているといえば、ついているのですが、もう一度、ちゃんと勉強してみようということで、この本を手に取りました。いちばん、原稿を書いていた大学時代、この本に出会っていたら、本当の職業作家になっていたかもしれない。わたしもスティーブン・キングになれていたかもしれない。それくらいの感動を与えてくれる本です。まじで、作家になれそう。それも流行作家に。さぁ、児童文学を書くぞ!

 

この本を読んだ目的

若い頃の夢は小説家でした。そんな夢に向かって頑張った時代もありました。それから幾年月。娘が生まれて気が付きました。お父さんは、君のために面白い話をいっぱいおっもいついたんだよ。この思いを本にしよう、物語にしようということで手に取りました。

 

目次

第1章 六つのコア要素とはなにか・・・なぜ大切か?
第2章 コア要素 その1 コンセプト
第3章 コア要素 その2 登場人物
第4章 コア要素 その3 テーマ
第5章 コア要素 その4 ストーリーの構成
第6章 コア要素 その5 シーンの展開
第7章 コア要素 その6 文体
第8章 ストーリー作りのプロセス

 

感想

わたしね、小さい頃、小説家や、作家、脚本家になりたかったのよ。文章を書くことでお金を稼ぐというか、じぶんの想い(妄想とも言う)を誰かに語り、笑顔になってほしいと思っていたのよ。

 

で、そんな未来に向かって努力をしたこともありましたが、スティーブン・キングになることはできず、いまの職業につくと。

 

文章書いてご飯を食べるってところは同じですがね。

 

で、満足していたんですけど、子供が生れてから意識が変わりましたわ。

 

子供にわたしの描いた世界を楽しんでもらいたい。

 

てことで、この本を手にとった。

 

この手の本、実は今までさんざん読んできましたよ、と。でも、その殆どは作家先生の自慢話でした。

 

でも、この本は違っていた。

 

作家目線ではなく、編集者目線で売れる物語たりの作り方を教えてくれる。とんでもない天才でもない限り、じぶんの思いの丈を原稿用紙にぶつけることで、作品ができるなんてことはないのよ。

 

そして、職業編集者はそこそこの才能を持った作家から、感度できるレベルの物語を紡ぎ出させることが求められるわけで、そのノウハウがこの本ではしっかり説明されている。

 

このノウハウは6つの要素としてまとめられている。

 

1 コンセプト・・・ストーリーの土台となるアイディア。「もし~だとしたら(what if?)」という問で表すとはっきりわかる。その問の答えが新たな「wtat it?」を生み、枝分かれして層を作る。いろんな選択や問いへの答えが集まってストーリーになる。
2 人物・・・ストーリーには主人公が必要だ。読者に好かれなくてもいいが、感情移入できるように設定する。
3 テーマ・・・抽象的だが明確にできる。コンセプトとの違いに注意。テーマとは「世の中の何を描き出すか」だ。
4 構成・・・物事を伝える順序とその理由。勝手に崩せない型がある。それを知るのが出版への第一歩だ。
5 シーンの展開・・・協奏にかつための実線能力。ストーリーはシーンをつなげて作る。シーンの展開にも原則とガイドラインがある。
6 文体・・・建物の塗装や人の服装のように、表面を飾るもの。文体がストーリーの邪魔になれば本末転倒だ。控えめにするほど多くが伝わる。個性的な文体や細やかな描写で各部分を限定すればさらによい。

 

本書はこの内容に沿って、講義が進められていく、まるで大学の授業のような世界なのだ。

 

大学で物語を紡ぎ出すよな講義を受けたことないので、あくまでも個人の感想ですが。

で、そんな講義(笑)の中でも、とくに刺さった箇所は以下の2つ。

 

人物設定の7つのカテゴリー
●表向きの顔と性格
●バックストーリー
●人物のアーク
●内面の悪魔と葛藤
●世界観
●ゴールと動機
●決断、行動、態度

 

最も効率的なストーリー作りのツール

 

それは「ビートシート」と呼ばれるものだ。
シーンの概要を簡潔な言語で書き並べたもので、ストーリーのビート(ひとまとまり)を書くためのビートシートと呼ばれている。このシート上で内容を削ったり、付け足したり、膨らませたりして調整する。構成の原則に合わせ、シーンのドラマ性を引き出すことも意識する。
純然たるストーリーの計画方法だ。 

 

あ。

これ、プレゼン資料の作り方と同じだ!

 

さぁ、やるきでてきたぞ。

 

 

工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素

工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素