発行元:日経BP社
まとめ
今のファーウェイを見ていると、80年代の東芝や、日立、三菱電機、NECに向けられている視線と同じだったんじゃなかろうか?と思ってしまう。シャープや、ソニーではなくね。日本政府と一心同体に見られていたハイテク企業で、アメリカが得意としている分野からシェアを奪い続けていた会社だからね。そう考えると、なんだかなぁと思ってしまう。
この本を読んだ目的
もはや、習慣です。新聞を読まなくても、日経ビジネスを読んだほうが良い。
感想
今週号の特集は「米政府も恐れるファーウェイ最強経営の真実」。叩き上げの創業者。仁正非さんが一台で作り上げた巨大企業。自身の父親は文化大革命で吊し上げをくらい、そんな子供時代の状況が今の思想を作り上げているという。でも、元人民解放軍所属の共産党員だったりする。アリババの創業者、ジャック・マーとはあまりにも違う経歴。しかし、会社経営に関しては日米欧のいいところを取り入れていたりする。非上場企業なのに上場企業並みのアニュアルレポートを作成し、アップルを上回るR&D投資を行い、特許出願数はぶっちぎり。
まともな会社なのか、そ~じゃない会社なのか?が判断に迷う。
でも、思うことは今のファーウェイは、80年代の東芝や、日立、三菱電機、NECに向けられている視線と同じだったんじゃなかろうか?と。
で、今週号で他に面白かった記事。
「韓国人観光客が激減日本離れは反日よりも財布が理由」
あぁ…反日は単なる理由であって、本来は不景気だからだという。100ウォン9円台後半だった為替が、気がついたら8円台に。どんどんどんどん不景気になってきて、日本旅行どころじゃないと。この不満を、いつまで反日でごまかすことができるのだろうか。日産も、AGAも、韓国撤退を決めたしね。戦犯企業で大騒ぎを始めたから、どんどんどんどん、日系工場が撤退すんだろうなぁ。。。。
「外国人投資規制強化の衝撃 外為法公示、ベンチャー投資に冷水」
外為法の改正告示で、外国人投資家の対内直接投資に関わる当局への事前届出の対象が拡大した。ほぼすべてのIT(情報技術)関連業種が規制対象となったのだと。今までは集積回路や半導体メモリーだけだったのに、ソフトウェア開発、情報処理サービスなど、すべてのIT関連が対象縫いなったのだと。これ大変ね。いちいち出資してもらうのに審査通す必要があるなんて。まぁ、原則30日と法律には書かれているけれど、実際5営業日くらいで終わるのが8割程度って話だからね。
「ダ・ヴィンチ特許切れでチャンス到来 手術支援ロボット日本勢は巻き返せるか」
外科医の目や手として動く手術支援ロボット。世界市場を席巻しているのが、アメリカのインテュイティブ・サージカルの「ダヴィンチ」。ただ、この特許が切れるので、いろんなプレイヤーが一気に参入してくるのだという。そして、そこにはグーグルもいるのだという。
そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本。