WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

Harvard Business Review 2023年10月号

 

発行元:ダイヤモンド社

 

Harvard Business Review 2023年10月号まとめ

やっぱし、若い頃にいろいろと経験しないとだめなんだよね。それがコスト管理にもつながるのよ、きっと。

 

Harvard Business Review 2023年10月号を読んだ理由

月に一度のお勉強

 

Harvard Business Review 2023年10月号で仕事に活かせるポイント

デカイ日本企業で受け身の仕事をしてると死ぬ

 

Harvard Business Review 2023年10月号の感想

今月の特集は「戦略としてのコスト管理」ですね。無駄にコスト管理ばかりしてると、本来、必要な投資まで削ってしまう。そして、コスト管理のためのコストが増えて利益を圧迫させる。

まるで、うちの会社じゃん(笑)

そんな今月号で一番刺さったのは志賀俊之さんのインタビューですね。日産が危機にあるとき、ルノーとの交渉をまとめた人。ゴーンさんの右腕として日産を立て直した人。志賀さん、新卒で配属されたのが、当時の日産自動車では傍流も傍流のマリーン部だったのですって。大企業の中にある中小企業のようなマリーン部で入社直後から様々な仕事を任され、こなしてきたとのこと。これ、自動車の販売や、生産の部門であったら、絶対にありえないことよね。仕事が型化されているからね。そんな部門でビジネスマンとしての基礎をつくり、インドネシアで孤軍奮闘して、日産を立て直す力をつけたと。

で、日産がだめになった理由を「しがらみ」と言い切る志賀さん。素敵ですわ。日本企業の多くはしがらみで身動きとれなっている。そのしがらみが無くなれば、ダメな企業は復活するのよね。日産にしろ、シャープにしろ。ただ、そうやって復活しても、また「しがらみ」ができて会社がおかしくなるのよね。日産も、シャープも(笑)

いや~いい話を読むことできたわ。

 

 

タイトル:Harvard Business Review 2023年10月号
発行元:ダイヤモンド社