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世界で最もヒトが育つクラブへ「水戸ホーリーホックの挑戦」

 

著者:西村卓朗

発行元:竹書房

 

世界で最もヒトが育つクラブへ「水戸ホーリーホックの挑戦」まとめ

平野、牲川、松崎、木下、武田…浦和と水戸を行き来する選手は多い。伊藤涼太郎も、含まれるね。なんでか?それは強化部長でGMで、この本の著者である西村卓朗さんが元浦和の選手だったから。そして、若手を育成させることに長けているからなのよね。では、なぜ、若手選手がここまで伸びるのか?その理由がしっかりと本書にかかれております。

 

世界で最もヒトが育つクラブへ「水戸ホーリーホックの挑戦」を読んだ理由

水戸の社長さんがTwitterで勧めていたので

 

世界で最もヒトが育つクラブへ「水戸ホーリーホックの挑戦」で仕事に活かせるポイント

やはり色んな分野から情報を仕入れて、学ばないとね

 

世界で最もヒトが育つクラブへ「水戸ホーリーホックの挑戦」の目次

第1章 水戸の地にたどり着くまで

第2章 強化部長に就任。着手したこと

第3章 チーム編成について

第4章 アツマーレについて

第5章 選手教育プログラム『Make Value Project』

第6章 GM就任

第7章 選手の身体を大切にする

第8章 地域とともに歩む

第9章 新たなチーム強化のサイクル

第10章 そして、夢へ

Special interview 前田大然(セルティックFC)

 

世界で最もヒトが育つクラブへ「水戸ホーリーホックの挑戦」の感想

2023年は調子悪いですが、毎年毎年J2中位で頑張る水戸。J2上位じゃないのは、強化費がJ2でほぼ最下位だから。お金ないんだよね。お金なくても結果を残す。それも若手選手を試合で使いながら成長させて、結果を残し続づける。育成型のチームとして結果を残している。

なぜ、結果を残せるのか?まずは、選手本人にサッカー選手としての心得と姿勢を教え込むことと、しっかりとしたパフォーマンスが出せるようにメディカルに力をいれたからなのよね。もちろん、これだけじゃ勝てない。しっかりと戦術を植え付ける練習と仕組みを整える。GPSや映像を利用して、各ポジションの動きをデータ化して、監督やコーチが変わっても、差が出ないような体制を作っている。

サッカーチームの経営や運営だけでなく、会社の運営にも活用出来るはなしが詰まっている本ですね。

 

 

タイトル:世界で最もヒトが育つクラブへ「水戸ホーリーホックの挑戦」

著者:西村卓朗

発行元:竹書房