著者:冨田和成
発行元:株式会社クロスメディア・パブリッシング
鬼速PDCAまとめ
ZUUのCEOが教えてくれるPDCAを続ける秘訣。PDCA自体の考え方は他の本と同じことが書いてありますよ。現状とあるべき姿のギャップを埋めるための仮説を考え、その仮説を一個一個検証しながら、一個一個潰しながら、先に進んでいくというお話。そこまでは他の本と同じですが、そこからが違う。具体的にDoに落としこんで、そのサイクルを素早く行う方法を教えてくれます。
鬼速PDCAを読んだ理由
PDCAを学びたいので
鬼速PDCAで仕事に活かせるポイント
なぜ?を5回繰り返して、問題の根本にたどり着き、その実行施策を細かく噛み砕いてToDoに落とすことですね。
鬼速PDCAの目次
1章前進するフレームワークとしてのPDCA
2章計画初級編:ギャップから導き出される「計画」
3章計画応用編:仮説の精度を上げる「因数分解」
4章実行初級編:確実にやり遂げる「行動力」
5章実行応用編:鬼速で動くための「タイムマネジメント」
6章検証:正しい計画と実行の上に成り立つ「振り返り」
7章調整:検証結果を踏まえた「改善」と「伸長」
8章チームで実践する鬼速PDCA
鬼速PDCAの感想
PDCAサイクルを回す方法というよりも、素早く計画を立てて、素早く実行するためのHow toを教えてくれる本ですね。
具体的な動詞になるまでタスクを噛み砕いて、すぐに実行する。その進捗はこまめに確認する。これ、重要。
そんなわけで、ほかのPDCA本とは違い、Doにページが割かれています。
が、もちろん、最初に立てた仮説が駄目ではだめな世界。その点もしっかりと教えてくれますよ。