Front Rowまとめ
「プラダを着た悪魔」で悪魔的に描かれた伝説の編集者であるアナ・ウインターの半生を描いた本。すごいな。この上昇志向はすごい。そして、編集者って、やっぱ人脈が命なんだよな、って思うわ。人脈がたくさんあることで、様々なところから情報が集まる。様々なところから情報が集まるので、みんなが知らない情報に出会えるんだよな。そして、編集者のいう人脈は、ビジネスの世界でいう人脈とはちょっと違うんだよな。プライベートのつながりであればあるほどいいんだよ。
Front Rowを読んだ理由
アナ・ウインターについて知りたかったので
Front Row仕事に活かせるポイント
上昇志向って重要なんだな。メンタルを壊してから、もう、私にはなくなったけれど。
Front Rowの目次
ウィンター家に生まれて
悪趣味なベレー帽
スウィンギング・ロンドン
十五歳の自立
パーティー・ガール
憧れのファッション業界
イギリス人?アメリカ人?
夢の同棲生活
アシスタント、アナ・ウィンター
ウィンター家の事情〔ほか〕
Front Rowの感想
映画「プラダを着た悪魔」でメリル・ストリープが演じたミランダ・プリーストリーのモデルとなったのが、この本で描かれるアナ・ウインター。
本国版の「ヴォーグ」編集長となり、ファッション業界のトップに君臨する女帝。
その女帝の半生を描いた伝記。
みんなはアナがニューヨークに渡ってからの話の方が好きなんだろうな。
1970年代後半から現在に書けてのニューヨークと、ファッション業界と、セレブの話と、アナ・ウインターの話で持ちきり。
でもね、個人的にはイギリスで生まれ、お金持ちの家のヤンキー少女として育った時代の方が、面白かったな。
なんだよ、やっぱり、金持ちの道楽だったのかw
編集者って特権階級だったんだなっていうのがよく分かる。
なにしろ、アナのお父さんも編集者だったんだ!
そういう時代の話の方が、私には刺さりましたね。
タイトル:Front Row アナ・ウインター ファッション界に君臨する女王の記録
著者:ジェリー・オッペンハイマー
発行元:マープルトン
おすすめ度:★★★