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「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝

著者:澤宮優
発行元:KADOKAWA

 

 

あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝のまとめ

やっぱ、結果を出し続けることが大切なんだよな。どんなに普段の生活がまともでも、結果を出さなきゃ、意味がないってことだ。その存在に多くのプロ野球ファンが熱狂したのだろうな。自分ができないことをビシッ!としてくれる永渕洋三に。

 

あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝を読んだ理由

昭和のプロ野球について調べたくなっているので、仕事に活かせるポイント

やはり、結果をビシッ!とだすことが重要。そして引き際を見誤らないことも重要。

 

あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝のあらすじ

昭和40年代後半から50年代前半にかけて、近所や、日ハムで活躍した永渕洋三選手。ピッチャーをやり、バッターをやり、代打もやるというマルチに働くこの男は、人気マンガ「あぶさん」のモデルになった選手の一人であった。飲み屋に溜まった借金を返すためにプロ野球になった男の過去と今を追う。

 

あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝の目次

第1章 九州ナンバーワン左腕
第2章 都市対抗野球スラッガー
第3章 〈PH〉永渕→〈P〉永渕→〈9〉永渕
第4章 酒仙打者の矜持
第5章 首位打者獲得
第6章 酔いどれの剣豪
第7章 水島新司のひらめき

 

あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝の感想

昭和40年代の強打者といえば、張本に、長嶋に、野村ですかね。そこに近鉄にいた永渕を入れてもいいかもしれませんね。

ノムさんのことを調べ、昭和のプロ野球史を調べ始めたなかで出会った素晴らしき選手が永渕洋三さん。社会人野球の東芝から近鉄に。三原マジックで花開いたバットマン、もともとは左腕のピッチャーだったという。

酒が大好きで、たまった飲み屋のツケを返すためにプロ野球選手になった男。プロ野球選手になっても酒好きは変わらず、飲みながらプレイして、結果を残し続けた男。日ハムに移り、代打の切り札として活躍するも、おのれの限界を悟り、きっぱりと現役引退をしたという。いまはふるさとの佐賀で焼き鳥屋を経営しているという。

なんだろう、かっこいいじゃないか。

そういう生き方を私もしたいな。

 

 

タイトル:「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝
著者:澤宮優
発行元:KADOKAWA