発行元:ぎょうせい
ガバナンス 2022年6月号まとめ
そりゃ首長と自治が密接に関わっている自治体にとって、統一地方選挙の話は他人事じゃないよな
ガバナンス 2022年6月号を読んだ理由
各自治体のDXを知りたかったので
ガバナンス 2022年6月号で仕事に活かせるポイント
とくになし
ガバナンス 2022年6月号の感想
今月号の特集は「次期統一選と首長・議員」。個人的には基礎自治体をもっと統合させて効率化を図った方がいいと思っているんですよね。そう、私はどちらかというとハイエクや、フリードマンのような主張を支持します。
で、そんな今月号でメモしておかなければいけないところはここ。
「DXと業務改革のバランサー」
東京大学先端科学技術研究センターの牧原教授の原稿ですね。そうなんですよ。DXというか、デジタル化というのは完成しないのですよ。どんどんどんどん進化し続ける。進化し続けるけれど「10年後」を予想してまでデジタル化を行うことはできない。だって、すごい勢いで進化するからね。
そして、自治体のデジタル化には総務省の策定した『自治体DX全体手順書【第1.0版】』という手引き書があるそうなのだ。そして、当面の自治体DX推進の重点取り組み事項として掲げられているのが「基幹システムの標準化」「マイナンバーカードの普及」「行政手続きのオンライン化」「AIやRPAの利用促進、テレワークの推進、セキュリティ対策の徹底。そして、自治体DXの取り組みと併せて取り組むべき事項とされている地域社会のデジタル化、デジタルデバイド対策なのだと。
ちなみに、これが第一版
https://www.soumu.go.jp/main_content/000759083.pdf
第二版もでてるのよ
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835172.pdf
よまないとな、これ。
あとは「人生100年時代会津地域自治体広域連携指針」ですね。
会津地域は色々とDX化が進んでいるわけですよ。その内容をまとめたモノが「人生100年時代会津地域自治体広域連携指針」になるのですね。これ、絶対に他の広域自治体にも採用されるようになりますよ。
ということで、その内容。大きく「行政DX]と「地域社会DX」に分かれています。
【行政DX】
①業務効率化と住民サービスの充実
②広域での業務標準化・効率化
③災害危機への対応
④情報・データの有効活用と個人情報の管理
⑤広聴広報の強化と説明責任
⑥新しい課題への対応
⑦新たな住民民参加の場の確保と仕組み作り
⑧職員の働き方改革
⑨デジタル格差の是正
【地域社会DX】
⑩安全で安心な生活を支える仕組み作り
⑪持続可能な社会の形成
⑫産学官連携による新技術等の創出
⑬地域産業の活性化
⑭交流人口・関係人口の拡大
⑮文化芸術の振興、多様な働き方・新たな地域活性化
⑯情報インフラの整備
⑰デジタル人材の育成
⑱多様性の尊重
これが元ネタ
タイトル:ガバナンス 2022年6月号
発行元:ぎょうせい
おすすめ度:★★★