著者:原田尚
発行元:講談社
サイクリーマンまとめ
サラリーマン自転車漫画の名作。サラリーマンが自転車にハマる漫画といえば「かもめ☆チャンス」がありますが、あれとは違った世界観です。自転車好きのサラリーマンが、同僚、上司、後輩の枠を超えて仲良くなるという漫画。凄くリアルに描かれているサラリーマンの日常と、「そうじゃないだろう」と突っ込まるサラリーマンの日常が入り乱れている作品です。自転車で友達もできるし、家族も仲良く慣れるんだよね、って思える1冊。
サイクリーマンを読んだ理由
自転車が好きなので
サイクリーマンで仕事に活かせるポイント
元気の良い女性の先輩とは仲良くなろう
サイクリーマンの目次
サイクリーマン
秘密の趣味
初めてのヒルクライム[前編]
初めてのヒルクライム[後編]
吸って吐いて吐いて
おなじみのお店
風張さん
ポテンシャル
富士五湖[前編]
富士五湖[後編]
兄弟
打ち上げ
琵琶湖[前編]
琵琶湖[後編]
リサーチ
パパとパンク
初めての夏
定峰先輩
多摩サイと健康診断
矢美津家のお話
定峰先輩2
それぞれの都民の森
とある1日
フルーツライン
和田竹繁
サイクリーマン
サイクリーマンの感想
全3巻のロードバイク漫画は、サラリーマンとしての処世術を教えてくれる、素敵な1冊だったりします。
なんとまぁ。
ロードバイクが好きというサラリーマンは多いのです。ゴルフや、フットサル、テニスには負けてしまっていますが、ヒルクライムをしたり、琵琶湖や、霞が関を一周したりして、人生を楽しんでいる人はたくさんいるのです。
そんなサラリーマン✕ロードバイクの日常を教えてくれる1冊。
主要な登場人物の名前は、みんな有名な峠の名前です。そりゃ、ロードバイクで走るでしょう。ヒルクライムをするでしょう。しかし、あまりに安易じゃないかw
主人公の和田くんに自分を重ねるか?それとも、上司の矢美津さんか?はたまた、風張さんか?矢美津さんの娘さん、奥さんに自分を重ねる人もいるでしょう。
様々な切り口で、様々な関わり方で、登場人物が自転車と触れ合う。
誰に自分を重ねるのか?で、面白さが変わってくる名作ですね。
タイトル:サイクリーマン
著者:原田尚
発行元:講談社