WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2018.11.05

発行元:日経BP

 

感想

大特集は「失敗するM&A成功するM&A」。
クルマや食材と違うのだから、買ってすぐに成功したとか、失敗したとかはないよな。評価の時間軸ってどれくらいなのでしょうな。

 

で、そんな今週号で他に面白かった記事。

 

「金ファミリーが恐れる人権侵害批判」
そうなんだよな。かりあげクン率いる北朝鮮は世界有数の人権侵害国家。そんな国家指導者と仲良くしようとしているのは、人権派弁護士で有名だった南の大統領。この人、あれだけ人権人権と騒ぎながらかりあげクンの人権侵害にはだんまり決めるのよね。まぁ、それは日本国内の人権派と言われる方々もおなじだけどね。おっと、誰かが来たようだ。

 

千趣会、希望退職含む大規模リストラ 縮小均衡、避けられるのか?」
避けられないかと。業界の雄であったニッセンと千趣会がこうなってしまうってことは、カタログ通販という分野自体が消えていくのだろうな。その昔、関わっていただけに残念ですが、あの頃からカタログ時代の成功体験にこだわり続けていたからな。しゃーないといえば、しゃーない。

 

「海外ブランド、相次ぐ縮小・撤退 メルカリ人気、格安衣料が失速」
フォーエバー21って、25店舗あったけど、すでに9店舗も閉めてるのね。安いだけじゃだめなんだよな。時代の流れを読んで作って売り切るでないと。情報小売と柳井さんが言う意味がよくわかる。

 

「崩れ始めた35才限界説 経験とスキルを活かす中高年転職のツボ」
まさにその通りなんだけどな。でも、35歳以上が皆、転職できるわけでないのよね。他でも通用する経験とスキルがないとね。だいたい、皆が身につけてるのって、その会社でしか通じないスキルと経験なのよね。

 

「5万の雇用を生むアマゾン新城下町」
シアトルの他にも本社機能を持つところを決めるのね。この話題で北米中が、大騒ぎ。ワタシが、市長や、県知事ならアマゾンの第二本社誘致に立候補するけどね。だって、配送センターでなく、本社だよ。第二だけど。

 

「ダイソンのEV工場、英国選ばず」
なんと、ですよ。ダイソンはイギリスの会社なのに、イギリスを選ばなかった。これはブレグジットの影響か?ここまでもびっくりなのですが、選んだのがシンガポールてのもびっくり。

 

そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本。

 

 

 

民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道

民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道

 

 

 

「決め方」の経済学―――「みんなの意見のまとめ方」を科学する

「決め方」の経済学―――「みんなの意見のまとめ方」を科学する

 

 

 

 

 

スッキリ中国論 スジの日本、量の中国

スッキリ中国論 スジの日本、量の中国

 

 

CG 2018.12

発行元:カーグラフィック

 

目次

FIVE AT THE CORNERS
SPECIAL 1
FWDスポーツの頂上決定戦
ルノー・メガーヌR.S. vs ホンダ・シビック・タイプR
速報! マクラーレン・スピードテール プレビュー
SPECIAL 2
万能か前衛か スーパーSUVの競演
ランボルギーニ・ウルス/ロールス・ロイス・カリナン/
マセラティ・レヴァンテGTS &トロフェオ
4ドア・メルセデスの多様な進化
メルセデスAMG GT 4ドア/メルセデス・ベンツAクラス・セダン/
メルセデス・ベンツCクラス・セダン
フェラーリの将来計画
パリ・サロン 2018
ポルシェ E-パフォーマンス・ナイトに参加して
GGのおもちゃ箱
GROUP TEST
アウディA8 55TFSIクワトロ vs メルセデス・ベンツS450 vs レクサスLS500h
ROAD IMPRESSION
ジープ・ラングラー
ボルボXC40
フォルクスワーゲン・ティグアン&トゥーランTDI
ホンダCR-V
スバル・フォレスター
ホンダ・クラリティPHEV
駄車・名車・古車 デザイナー的見解
矢貫 隆のニッポンジドウシャ奇譚
スポーツカープロファイル・シリーズ
ポルシェ・レンシュポルト・リユニオン
古希が辿る絹の道〜Transasia Classic Silk Road 2018出場記
定期購読のご案内
LONG & SHORT TERM TEST
THE GARAGE PRESS
CG MOTOR SPORT FORUM

感想

ランボルギーニ・ウルス、かっこいいじゃないか。まるで-チータ、LM001ではないか。この無茶振り好きですな。
そして、ロールス・ロイス・カリナン。なぜ、ロールス・ロイスSUVを作ったのかと言ったら「顧客が望んだから」って。この発想が素敵。

顧客が望んだからということで、フェラーリもついに、SUV作るのね。でも、SUVは作らないって宣言しているから、FUV.フェラーリ・ユーティリティ・ビークルってすごいこじつけですな。


ロールス・ロイス、初SUV「カリナン」お披露目=砂漠でも魔法のじゅうたん

 

あとはJLラングラーと、新型ボルボXC40、新型CR-V、それに新型フォレスターもよいね。
欲しくなるね。
「値段の割には。。。」って事になっちゃうのだろうけれど、こういう素うどんみたいな車がすき。

 


マイJeep JKラングラーを紹介!!~これから買う人へ~


竹岡 圭の今日もクルマと・・・ボルボXC40 T5 R-DESIGN Test Drive

 


tvk「クルマでいこう!」公式 ホンダ CR-V 2018/12/9放送(#557)

 

で、今月号から始まった「古希が辿る絹の道」って記事が良いね。
ボルボAmazonアムステルダム近郊のバントから中国北京に向かって走るラリー。ドイツ、オーストリアハンガリーセルビアブルガリア、トルコ、イラン、トルクメニスタンウズベキスタンキルギスからウイグル自治区を経由して、北京を目指す。そんなラリーに参加した砂原さんのエッセイが始まりました。

 

もう、こういう記事を見たかったですよ。
これだけにお金払う価値があります。

 

で、そんな今月号を読んでいたら、こんな本を読みたくなりましたな。

 

インディ500―全101レース大会の記録1911‐2017

インディ500―全101レース大会の記録1911‐2017

 

 

 

ダットサン車の開発史―日産自動車のエンジニアが語る1939ー1969

ダットサン車の開発史―日産自動車のエンジニアが語る1939ー1969

 

 

 

やっぱりラリーに出たいなぁ~

日経ビジネス 2018.10.29

発行元:日経BP

感想

大特集は星野リゾート 世界への成功方程式 すべては人手不足からはじまった」
この特集はよい。
こういう記事を読みたかった。
日本のホテル業界で一味違う存在感を示している、星野リゾートの秘密に迫ってくれる本。

星野リゾートの基本は「多能工化」だというのは知っていましたよ。分業ではなく、一人で様々なタスクをこなす。繁忙期と閑散期の差が激しいホテル業界。別にそれはシーズナリティに限って話でなく、毎日の業務内にあっても山谷がある。そんな状況をマルチタスクかできる人間を増やすことで、解決していく。もちろん、受け入れられないベテランスタッフもいるけれど、それはそれとしてマルチタスクができる人間を優遇する。

すげーな。

そうやって、少ないリソースで運営できる素地を作った後に、差別化に入る。

星野リゾート差別化戦略①生産性のフロントラインを達成②トレードオフを伴う独自の活動を選択③活動間にフィット感を出すに、なる。

特に①②が良い。

①は同じ価格で比較したときに、一番高い価値の製品やサービスを作ること
②は一方を追求すれば、他方を犠牲にせざるおえない関係のこと

だからなのである。星野リゾートのホテルに宿泊して、大絶賛する人と、そうでない人が生まれるのは。超高級でもなければ、超高格でもない星野リゾートのホテルで、満足度をあげるにはそうなりますよね、と。

そして、星野リゾートはいろんなホテルに手を出すけれど、すぐに手放していたりする。
なんでかいな?とおもったら、星野リゾート・リート投資法人なんて会社、あったのね。ホテルを投資先とも考えていたのね。ちなみに、時価総額は11.39億ドル。最大はアメリカのホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツ。時価総額は155.24億ドル。

で、この特集では、いろんな参考図書が紹介されているのも良い。こんな本を読みたくなりましたな。

 

社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント

社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント

 

 

 

競争優位を実現するファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略

競争優位を実現するファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略

 

 

 

で、他に面白かった記事。

 

「CASE時代はこう勝ち抜く 世界一へ、見えたゴーン氏の戦略」
CASEとは、コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化のこと。ここの分野を軸にルノーが天下を取ろうとしてるとな。てか、日本の自動車メーカは、どこも苦手そうな分野よね。

 

「ドンキがユニーをのみ込む理由」
ドンキが日本のウォルマートを目指しているんだということですね。個人的に圧縮陳列は嫌いなのですが、昔のデパートにあった「日常ではないワクワク感」があることは認めます。

 

「ようやく開き始めたトビラ 増える出戻り社員 超即戦力の活かし方」
辞めた会社にもどることは、良いことだと思いますが、その場合、もといた会社をキレイに辞めるってことが、何よりも重要になりますよね。喧嘩別れなんて、まず、ダメですよね。

 

カシオ計算機 カリスマなしでもできる」
大学にむけて関数電卓を販売するだなんて。計算は関数電卓にまかせて、考えることに時間を使いましょうと。こういう営業方法を学販っていうのね。

 

で、今週号を読んていたら、読みたくなった本。

 

50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき

50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき

 

 

 

フェミニスト・ファイト・クラブ 「職場の女性差別」サバイバルマニュアル

フェミニスト・ファイト・クラブ 「職場の女性差別」サバイバルマニュアル

 

 

 

モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする

モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする

 

 

FACTA 2018.11

 

発行元:ファクタ

 

感想

「シノケンのアパート投資に問い合わせ殺到」
シノケンだけじゃないでしょう。アパート投資が問題になりそうだよねぇ。スマートディズ以外にも、ほら、あるじゃないですか。あの会社。田んぼのど真ん中に、バンバンとアパートを建てさせている会社が。すげー問題になりそうよね。

 

「10年で販売総額が半減!雑誌メディアがご臨終」
ほら、KindleとかDマガジンに読者が移っているじゃないですか、と言えない状況ですよね。このままの流れだと、コンビニから雑誌の棚がなくなるのも、時間の問題だな。雑誌の棚の跡地はイートインにでもなっちゃうんだろうな。もともと雑誌やさんのワタシとしては悲しい話だけれど、雑誌自体がつまらないからなぁ。

 

NECが隠す不都合な真実
え?NECってマーケティングとか広報が成功した例として語られているのに、どーして?という感じなのですが、実際はそうでもないらしい。言われてみれば、ひたすらリストラばかり繰り返しているよな。ワタシの周りでも、元NECの人にたくさん出会うし。「で、NECといえば?」となっても、出てこないしね。バザールでござーるが、最後じゃないか?そう問いかけに、答えとして登場したのは?

 

オール沖縄が突破口!野党は力合わせを急げ」
って、やっぱり野党は、選挙に勝つことがゴールなんだよな。その後にどうするがない。だから、たまに選挙に勝っても、後が続かない。力を合わせる前に、やることがあるだろ。少しの違いで、離党と解党繰り返すからなぁ。もう少し堪え性があって、固まっていれば良いのにな。立憲民主と国民民主党の差がわかんないものw

 

「元民主議員の農地転用百条委へ」
埼玉県のお話ですな。いわゆる農振、農業振興地域こと第一種農地にスーパーを建設するので、県議会議員さんが出張ってきちゃいました、と。大変なんだよ。農振を外すの。そして、農振地域に家を建てるのって。なんで知ってるかって言うと、ワタシがそういう土地に家を建てたから。農家の長男だって大変なんだよ。そんな地域なんだよ。

 

で、そんな今月号を読んでいたら、読みたくなった本はこれ。

 

GHQ特命捜査ファイル 軍事機密費

GHQ特命捜査ファイル 軍事機密費

 

 

日経ビジネス 2018.10.22

発行元:日経BP

 

感想

大特集は働き方改革 やる社員 やらない社員」
世代別、年代別、タイプ別にいろいろとケーススタディが述べられていますが、仕事できない奴はできないからな。リーダーとしてチームを、むりやりまとめよとか、引っ張ろうなんてこと、おもわないもの、ワタシ。だから、ダメダメなんだけどw
人を育てるなんておこがましいですよ。人は育つのですよ。働き方改革、できる人はできるのですよ。どんな環境、どんな場所であっても。

 

で、今週号で他におもしろ勝手した記事。

 

「ユニー・ファミマ、ユニー売却し、ドンキに出資 イオンとセブン追う第三極に」
これ、売上好調、人気爆発って言いますが、ドンキが好きな客層が増えただけなんじゃないかと。やすさが一番という。アメリカと同じだよな。ウォルマートが狙っている層は、そういうそうですと。

 

中国企業、日本に接近 華為技術が関西に研究室解説へ」
Huaweiが日本人エンジニアを、丸っとうばいにきたってことね。関西のどこかはしらないけど、パナソニック、サンヨー、シャープ、とたくさん家電メーカーあるしね。富士通、日立も工場あるしね。そのへんの電機メーカー、家電メーカーはリストラ激しいから、年収1200万とかでエンジニアが化かすかと引き抜かれるんだろうな。

 


ファストリ柳井会長が即日配送へ一手 ユニクロ、倉庫でもアマゾンと激突」
ダイフクと組んで、ほぼ無人の倉庫を構築したのだそうな。人員9割削減だって。ユニクロはアマゾンやZOZOと違って、取扱商品自体をコントロールできるから、完全にロジスティックスをコントロール下に置くことができるんだろうな。製造業と、IT企業と小売業のハイブリッドとしてどんどん進化していくな。

 

「就活ルール見直し議論スタート 企業は学生との接点づくりに奔走」
これ、どー考えても割りを食うのは官公庁だろうな。官公庁は、国のお達しを破ることできないからな。で、いろんな企業が優秀な学生を取り込もうとマーケティングを繰り広げるけれど、果たして優秀な学生が日本企業に就職するのであろうか?という素朴な疑問が。

 

「日本スキー場開発 雪なしでも楽しいスキー場」
バブルとブームによって乱開発された日本のスキー場を立て直してくれるのだろうか?ウィンタースポーツ好きってか、スキー好きのワタシにとっては思いっきり期になりますね。そして、雪のない時期のスキー場をうまく活用できるようになれば、ソレは良いことが待っているかと。ゲレンデがあるところって、基本的に自然が豊かだから、いろんなコトができると思うのよね。

 

「世界は次の景気後退に備えよ」
ってか、10月中旬から発生している世界同時株安は、世界経済減速のアラートなのではないでしょうか?中国が日本にすり寄ってきているってことは、ソレだけ中国国内経済が弱くなり始めているってことだろうし。リーマンショックの世界同時株安は中国が支えたけれど、90年代のアジア通貨危機は日本が支えたけれど、今度はどこの国が支えるのだろうか?支えないんだろうな。新たな時代の到来だな。もしかすると、中国崩壊、かもしれませんな。

 

そんな今週号を読んでいて読みたくなった本。

 

人生に信念はいらない (新潮新書)

人生に信念はいらない (新潮新書)

 

 

 

美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道

美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道

 

 

 

大俳優 丹波哲郎

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