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メジャーリーグのWBC世界戦略 6000億円ビジネスのからくり

 

著者:古内義明

発行元:PHP研究所

 

メジャーリーグWBC世界戦略まとめ

メジャーリーグは新規市場の開拓、新規ファンの開拓、新規戦力の開拓に余念がないよな。日本の小さな野球好きのマーケットを奪い合うことしか考えてないプロ野球とは大違いだよな。日本のプロ野球は、いまだに讀賣中心で動いてる感あるしな。

 

メジャーリーグWBC世界戦略を読んだ理由

スポーツビジネスに興味があるので

 

メジャーリーグWBC世界戦略で仕事に活かせるポイント

新規市場開拓・新規顧客開拓・新規戦力開拓そして、顧客のロイヤリティ化はどの分野でも重要

 

メジャーリーグWBC世界戦略の目次

マネジメント メジャーの21世紀型ビジネス戦略

マーケティング 金融不況に打ち克つスキーム

ブランディング 黄金の国ジパング

ストラテジー アジア市場を開拓せよ

トレンド メジャーの格差社会

 

メジャーリーグWBC世界戦略の感想

この本が書かれたのは2009年。オータニさんがメジャーで大活躍する遥か前。2006年に第一回目のWBCが開催された頃に、きっと構想がねられたのでしょう。アメリカか?日本か?という優勝争いにドミニカ共和国や、プエルトリコキューバ、そしてオランダが絡んでくるなんて、WBCを企画した当初には思うこともなかったでしょ。

そして、アメリカが一回しか優勝しなかったことも予想外だったはず。でも、野球がこれだけ様々な国に広まり、アメリカや日本以外でもWBCが盛り上がることは想定してたはず。てか、盛り上がらないと困ってしまう。

WBCは金儲けの手段だけれど、金が儲かるためには新規市場・新規顧客・新規戦力をカイタクしなきゃだめなわけで、それにはWBCが必要であり、WBCの盛り上がりは必須だった。

日本国内の市場だけ見て、ライバルを日本サッカー代表にしているようじゃ、だめなんだよね。

 

 

タイトル:メジャーリーグWBC世界戦略 6000億円ビジネスのからくり
著者:古内義明
発行元:PHP研究所